初めての転職で感じた「選ぶ」難しさとフューチャーの魅力
こんにちは。新卒採用チームの森山絢菜(もりやまあやな)です。
フューチャーには、2024年9月にキャリア入社しました。この記事では新卒で入社した会社からの転職を通して悩み、感じ、そして学んだことをご紹介します。今、就職・転職する方へ、私の会社選びにおける軸とフューチャーの魅力をお伝えすることが活動における参考になれば幸いです。
1.就活生の私と働く私
私は「人と関わることができる仕事がしたい」「仕事を楽しめる人を増やしたい」という軸で就職活動をし、2020年に新卒で求人広告や人材紹介などの業務を総合的に扱う人材サービス会社に入社しました。コロナの緊急事態宣言の影響で多くの企業が採用をストップせざるを得ない状況だったため、どこにテレアポをしても繋がらず、繋がってもお断りがほとんどでした。断られる日々が続くことで心が折れそうになりましたが、同期と支え合いながら乗り越えた記憶があります。
その後、同じ部門の法人営業に異動して競争の激しいIT業界の担当となりました。エンジニア職の採用に向けて、お客様と二人三脚で採用成功に向けて試行錯誤の日々を過ごしました。またチームリーダーとしてマネジメントにも関わり、個人の成果だけではないチームで目標を達成するために頑張る喜びを知ったのはこの時です。
社会人3年目の秋には企画職へ挑戦してみないかという打診をもらい、キャリアチェンジ。営業企画などを担当しつつも、新入社員研修の企画や実施・育成、中途入社者の受け入れなども担当しました。
営業職・企画職どちらもお客様企業の意思決定のサポートはできても、直接的に関与することはできず、頑張っても必ずしも結果に繋がるとは限らないもどかしさを感じることがありました。しかし、自分が関与することでお客様の成果に結びついた際は大きな達成感を感じることができ、「人と関わる仕事」が好きで就活時の選択は間違いではなかったと感じていました。
2.転職を考えた理由
そんな私が転職を考えたのは、社会人5年目の春のことです。転職を考えた理由はいくつかありますが、その中で最も大きかったのは「人事に挑戦したい」というものでした。
前職でお客様の人事担当者と二人三脚で採用支援を行ったり、自社の新卒入社者の育成を経験する中で、「人事」という業務自体に興味が沸きました。関わってきた人事が自社のことを真剣に考えている様子が非常に印象的であり、単純ですがかっこよく見えていました。そして、自分が採用に関わった人材が、企業の成長に貢献し、採用した人材がしっかりと活躍する様子を見てみたいと考えたのです。
3.選ぶ難しさ・決めたポイント
私はエージェントとして、常に採用・転職に関わってきました。そのため、「転職」ということ自体は身近に感じていましたが、いざ自分自身が転職活動を始めてみると、支援をするということとは違う難しさを実感することになりました。それに加え、「何をしていきたいのか」「どんな条件を希望するのか」などの自分の考えを整理し、言語化しなければいけません。新卒での就活時はまっさらな状態で業界や職種を選ぶことができますが、転職活動ではこれまでの経験によって、ある程度選択肢が絞られる感覚がありました。そして、自分の歩む道を自分の責任で決めなければいけないということに、優柔不断である私は難しさを感じました。
優柔不断であるため「自分にとって何が最も大切か」が明確になっていないと、いくら時間があっても決め切れないことが想定できました。そのためまずは自分がなぜ転職したいか、転職によって叶えたいことは何かをすべて洗い出し、「これが変わらなければ転職をする意味がない」と思うポイントを絞って優先順位付けを行いました。
①キャリアパス
「人事に挑戦したい」という希望があり転職を考えたものの、その先の具体的な将来設計があるわけではありませんでした。そのため、入社後に目の前の仕事に向き合う中で出てきた「これをやってみたい!」を発信でき、それを許容してくれる環境を重視していました。選考を通して、フューチャーは自分の「やりたい」を発信できるカルチャーがあり、それをバックアップしてくれる環境があると聞き、魅力に感じました。実際に入社してみて、周りの方々が「やりたいことある?」と積極的に聞いてくれ、チャレンジの機会があります。今は「ゆくゆくは自分で自分のキャリアパスを作っていけそうだ」と感じています。
②成長環境
自分の思い描くキャリアパスを実現させるためにも、自分自身が成長し、世の中や会社にとって必要とされる人材である必要があります。今回の転職のタイミングで、今のスキルで十分こなせる楽な仕事を選択することもできました。しかし、これからの自分の可能性を広げられるような環境かつ、成長するための挑戦に対してウェルカムな環境が必要だと考え、企業選びをしました。そして複数の企業を見る中で、それが叶うフューチャーに入社することを決意しました。入社してまだ日が浅いですが、社内には学びに対して貪欲で年齢や性別に関わらず活躍されている方が多いなと感じており、私自身も身が引き締まる思いです。
③一緒に働く人
今までの経験から仕事は決して一人でできるものではないと考えていたため、個人プレーではなく、チームで働くことができる環境を希望していました。そのため、どんな人・チームで働くかはとても重要でした。オファー面談の際には、採用担当者だけではなく、配属予定の新卒採用チームの皆さんにもお会いし、ざっくばらんなお話を聞けたことで一緒に働くイメージができたことをよく覚えています。実際に働いていても、右も左も分からない私に都度「困ったことはない?」など声をかけてくださったり、チーム内の会話の中でもお互いを気遣う声かけなどもあり、入社後ギャップはなく仕事に取り組むことができています。
ここまででご紹介したのは、あくまでも私自身の転職軸ですが、私は今回の転職活動を通して、大切なのは自分が叶えたいことを明確に持ち、その軸をぶらさずに選択肢の中から見極めることだと学びました。会社の同僚や友人・家族など、周囲に相談して意見をもらうことはもちろんできますが、最後に決めるのは自分です。「自分が納得しているか」「その会社で働くイメージができるか」という自分の気持ちに素直になることも、大切なポイントのひとつであると感じました。
4.これからの私
入社して数か月が経ち、徐々に新しい仕事にも、フューチャーのカルチャーにも慣れ始めてきたと思います。内定承諾前に、採用担当者が自分の知りたいこと・不安に思っていることを解消できたため、今も大きなギャップなく仕事を行っています。分からないことをそのままにせず手を差し伸べてくれる雰囲気は、入社して仕事をするようになってからも変わりません。フューチャーに興味がある・選考中の人は、ぜひ気になること・聞きたいことをすべてぶつけてみてもらいたいです。
今回の転職活動は、改めて自分のキャリアを見つめ直すとても良いきっかけになったと感じています。まだまだ将来やりたいこと・ありたい姿は模索中ではありますが、そこを明確にしていくためにもまずは目の前の業務に一生懸命向き合っていきたいと思います。