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フューチャー史上初 完全リモート新人研修が大成功を収めた秘訣


はじめまして。教育チームの田中章仁と申します。自宅リビングから失礼いたします。私は2016年4月にフューチャーに新卒で入社し、新人研修後、小売業のお客様に対して、ITコンサルティングを行ってきました。

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今回機会をいただき、2020年4月新人研修の「研修リーダー」を務めることになりました。研修リーダーはフューチャーならではのポジションであり、以前から興味を持っていました。新型コロナウイルスの影響で完全リモートとなり、各々が自宅から試行錯誤して進めてきた新人研修の様子について、研修リーダーという目線からお伝えしたいと思います!

フューチャーの新人研修概要

フューチャーでは毎年研修リーダーは人事ではなく、現役のITコンサルタントが持ち回りで担当をします。研修リーダーは期間中、現場を完全に離れて、隔週の1on1*をはじめとして口頭試問(ソロ・ワーク)やレビュー(ペア・ワーク)など研修の進行を担当します。

「いつでも・どこでも・どんなことでも」新人と向き合い、彼らの成長を後押しする役割を担っています。

*1on1 定期的に上司と部下が1対1で行う面談のこと

フューチャーの新人研修をざっと紹介すると...

新人研修の運営は研修リーダー1~2名と研修チーム数名で行います。カリキュラムはITの原理原則、コンサルタントとしての基礎を身につけることを目的に組まれています。詳細は前年の新人研修リーダーのインタビュー記事で記載しているので、最後に紹介します。

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研修リーダーとして私が大切にしたのは、「コンサルタントという仕事に向き合う上での、思いやマインド面を余すところなく伝える」ことです。私は、同じ仕事でも当人の仕事に対する思いやマインド面によって、成果や楽しさ、キャリアアップの早さが大きく異なってくると考えています。そこでITコンサルティングという、抽象的で難易度の高い仕事に対して、どういう思い・マインドを持って取り組んでいくかを、私なりの言葉と振舞いで伝えたいと考えていました。

完全リモート研修となったことを受けて

新人研修が開始する6日前、新型コロナウイルスの流行に伴い当社も研修の見直しを余儀なくされました。従来の集合型からリモートへと早急に変える必要がありました。心境としてはとても不安だったことを覚えています。ただでさえ初めての新人教育であり、どのように進めていくか、どういう角度から私なりのメッセージを伝えていくかを暗中模索していた矢先の出来事だったためです。目標としても「例年と比べ新人の習熟度や進捗を大きく落とさないこと」にシフトすることになりました。またビジネスマナー研修をはじめとする、例年行っていた一部の集合型研修は取りやめ、オンライン講義やチャットディスカッションの場を新たに設けました。

入社初日の4月1日は複数拠点への分散出社を行ってもらい、リモート入社式を行いました。

研修チームの工夫・試行錯誤

史上初の、完全リモートによる新人研修を行ううえで、私たちは以下3つの工夫を実践しました。

・愚直に新人との接点を増やすこと
・思いや考え方、マインドを繰り返し伝えること
・新人を一人の大人として接すること


・愚直に新人との接点を増やすこと
直接顔を合わせない以上、カリキュラム上のレビューや面談以外でのコミュニケーションがどうしても少なくなってしまいます。そこで、意識的に新人との接点を増やすことを心がけました。チャットを活用したコミュニケーションを頻繁に取ることを意識し、1on1はもちろん、雑談も積極的に行い、コミュニケーションの垣根を減らすよう心がけました。結果、気軽に会話や相談をしやすい環境作りができました。

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お互い顔を見ながらミーティングをしている様子

・思いや考え方、マインドを繰り返し伝えること
研修リーダーを引き受けた際に大切にしようと考えた、「コンサルタントという仕事に向き合う上での、思いやマインド面を余すところなく伝える」ことはリモート環境下でも妥協せず、むしろより積極的に取り組みました。研修リーダーをはじめとする先輩社員の言動や振舞いを直接見て、参考にする・自身を省みる機会が少ないと考えたためです。

そこで毎日の講義や終業時の夕会を通して、私たち研修リーダーがこれまでどういう仕事に対して、どういう思いで取り組んできたのかをありのままの言葉で伝えました。プロのコンサルタントとしての考え方やマインド、仕事に対する思いを感じとってもらい、キャリア形成のお手本やヒントの一つとしてくれることを期待しています。

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・新人を一人の大人として接すること
リモートで研修を行う上で、テストやシステム開発ワークでのカンニングや、業務開始時間の遵守をどうやって監視するかも議題にあがりました。しかし新人一人ひとりがプロフェッショナルとしてルールを守り、研修に臨んでくれることを前提とし、カンニングや業務開始を管理するために私達のリソースを割くことは行わず、その分コンテンツの拡充や新人とのコミュニケーションに注力する方針としました。また業務時の服装や画面越しのマナーについても、最低限のルールと約束ごとを決め、細かい指摘については行わないようにしました。

一人の大人として信頼して任せてもらえている、という意識を新人に感じてもらい、自己学習に全力で取り組んでもらえるような環境づくりを第一に考えました。

新人たちの工夫・試行錯誤

私達の工夫や期待に対して、新人たちも積極的な取り組みと成果で応えてくれました。特に以下の3つの取り組みが印象に残っています。

・タスクフォースによる新人間での教え合い
・リモートワークならではのイベント開催
・Web会議によるIT相談室


・タスクフォースによる新人間での教え合い
タスクフォースとは、新人達が4~8名程度のグループを組み、研修を円滑に進めるために自主的に行う活動のことを言います。元々の狙いとしては、新人間でルールを取り決めてもらい、ビジネスマナーや機密情報の取り扱いについての理解を深めてもらいたいというものでした。

しかし、リモートでの研修となったことを踏まえて、例年には見られない以下のようなタスクフォースが発足しています。

 ・技術支援
 ・Tips共有
 ・研修改善


リモート研修下で、どうしてもITやPC操作等の質問や相談を先輩にしにくい状況がある中で、IT経験者や既にカリキュラムをクリアした人たちが積極的にノウハウを集約し、新人全体に還元してくれました。

その結果例年と比べ、研修リーダーに聞いて解決することが減り、お互いに疑問を解消しあうことで新人全体の基礎能力も平均して向上しています。

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課題を通して気づいたことを共有したやりとりの一部

・リモートならではのイベント開催
リモート下で新人たちは、仲の良い同期と仕事終わりに食事や飲み会に行くこともできず、もどかしい思いを感じていると思います。しかし、そこでも悲観的に捉えることなく、置かれた状況下で努力し創意工夫を凝らすことで、最大限楽しもうとする様子が伺えます。オンラインランチ会/飲み会だけでなく、競技プログラミング大会や、プレゼン大会を自主的に開催・運営し活発に交流を図っていました。

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・Web会議によるIT相談室
研修カリキュラムにおけるITワークは、個人および、個人と上長(研修リーダー)のペアで進めていきます。新人間で協力しあって進めていくことはあまりありません。従来の集合研修においては、新人間の物理的距離が近く、互いに助け合って学習を進めていく姿が見られましたが、リモート研修においては新人間の助け合いの垣根が高く、IT経験者と未経験者の進捗が二極化してしまう懸念がありました。しかしそんな心配は杞憂に終わりました。彼らは自らWeb会議を作成し、互いに顔を映しながら一緒になってワークを進めていくことで、気軽に質問や勉強会をしやすいIT相談室を企画運営していました。

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これらの新人の取り組み・工夫もあって、ITカリキュラムの難易度変更は行っていないにも関わらず、例年と同等かそれ以上の進捗をあげています。総じて、リモートワーク研修に対して私達が抱いていた漠然とした不安は解消され、新人たちの前向きさや優秀さに日々驚かされ刺激をもらっていました。

アフターコロナの新人研修に向けて

リモート研修開始当初は、例年と比べ新人の習熟度や進捗を大きく落とさないことを目標としましたが、それ以上の習熟度・進捗です。

アフターコロナも今までのやり方に戻るのではなく、私たち一人ひとりがプロフェッショナルとして持続的に価値を発揮し続けられる働き方を、新人研修という側面から推進したいと考えています。

直近2020年7月の新人研修においては、完全リモート研修を継続し、地方在住の学生に対しては上京を不要として、より柔軟な働き方を提供しています。私たちはこれからも常に試行錯誤を重ね、より良い研修のあり方を模索していきます。

研修リーダーだけでなく、新人含む全員で考え、改善のため行動しより良いものを作り上げる。これからのフューチャーの進化をご期待ください。

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個性あふれる4月入社新人(60名越え!)+研修リーダー


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フューチャー株式会社(フューチャーアーキテクト)です。テクノロジーで企業や社会の新たな未来価値をデザインし創造しています。未来に向けて挑戦を続けるフューチャーの人、カルチャー、イベントなどを紹介します! https://www.future.co.jp/recruit

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