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自らキャリアを切り拓く!フューチャーグループならではの異動制度のご紹介

こんにちは。グループ人材戦略室の余越梨華です。現在私はフューチャーグループの採用活動とグループ間異動に関する企画~運用を行っています。フューチャーには、フューチャーアーキテクト以外にも14社(2023年7月現在)のグループ会社が存在しており、今後さらにグループとして成長を続けるため各社との連携を強化しています。今回は、グループ会社とフューチャー社員のキャリアの関わり方のひとつである「OpenCareer」についてお伝えしていきたいと思います。

OpenCareerの仕組み

いきなり「OpenCareer」というワードを使いましたが、これはフューチャーのグループ会社への異動に手を挙げる仕組みのことを指しています。これまでもグループ間異動はあったのですが、仕組みとして明確にし認知を広めるために、また社員がより自身のキャリアを考えることができるきっかけになればという思いを込めて「OpenCareer」という名前を付けて2019年から始動させました。

フューチャーグループは、お客様に対してITサービスを提供する「ITコンサルティング&サービス事業」と、自社でサービスを創造している「ビジネスイノベーション事業」の2軸で展開しています。一見関わりのない2軸のように見えますが、ITコンサルティング&サービスで培った業務とテクノロジーをビジネスイノベーション事業で活かしつつ、さらにビジネスイノベーション事業で得たノウハウをITコンサルティングサービスのお客様に還元するという良いサイクルを生み出せるよう、この「2Way戦略」を意図的に進めています。

事業内容はもちろん、会社規模や設立年など多種多様で、「実はこの会社もフューチャーグループだったのか」と驚かれるなんてこともあります。つまり、多種多様な会社があるということは、それだけキャリアの可能性が存在しています。その様々なキャリアへのチャレンジを仕組み化したものが「OpenCareer」ということです。

フューチャーグループの各社。個性豊かないろいろな会社があります。(2023年7月現在)

フューチャーにおけるアサインの仕組み

少し余談にはなりますが、ここでフューチャーにおけるプロジェクトアサインについても少しお伝えしておきます。フューチャーのプロジェクトアサインは、対話を重視するという特徴があります。仕組みとしては、プロジェクトのリリース・アサインのタイミングが来たときに、自分の行きたいプロジェクトを希望し発信することで、次候補となるプロジェクトリーダーとの対話を通して本人希望を踏まえ決定するというものです。とはいえ、いきなり「何がしたいか」と言われても、自分がどんなプロジェクトに行きたいかすぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。フューチャーでは、日ごろから行うリーダーとの1on1の中で、「次はどんなことがしたいのか(それは何故か)」「どんなキャリアを積んでいきたいのか(だから次に必要な経験は何か)」という未来の話をし、自分のキャリアについて向き合う時間を多く設けています。このような時間を経ることで、自然と「今後こんなプロジェクトを経験してみたい!」と自分で考えられるようになり、リリース・アサインのタイミングが来たときに、次候補となるプロジェクトリーダーにもアサイン面談の中できちんとアピールできるというわけです。

プロジェクトのリリース・アサインのイメージ図。
日ごろのリーダーとの対話を重視しています。

OpenCareerについても、このプロジェクトアサインの流れと同様です。自ら手を挙げて異動を希望をするためには、日々自身のキャリアに向き合うことが重要です。社員はフューチャーのプロジェクト以外だけではなく、グループ会社で実現できるキャリアも選択肢となり、当社で描けるキャリアの幅はかなり広いということを感じていただけると思います。

制度を使って異動した宮鍋さんのインタビュー

では、実際にOpenCareer制度を利用して、ライブリッツ株式会社に異動した宮鍋さんからお話をお聞きしました。ライブリッツはスポーツ、地域創生およびエンターテインメントにおけるデジタルイノベーションの実現を事業として展開しています。

――フューチャーでの経歴について教えてください。
2015年に新卒で入社し、そこからは一貫して物流業界向けのPJに所属していました。特に私は業務改革PJの立ち上げや、全国のお客様の店舗を回って現場で起きているような課題を洗い出しグランドデザインにつなげるようなことを中心に行っていました。

――楽しそうですね!なのに何故「OpenCareer」へ応募したのでしょうか。
はい、仕事はとても面白くやりがいもあったのですが、IT戦略から構築までコンサルとしてやりたいと思っていたことは一通り経験できたと思ったんですよね。そこで改めて次に何をしたいかなと考えたとき、ずっと昔から好きだった「スポーツ」に関わっていきたいな、と。さらにこれまでお客様に対して提案業務を行っていく中で、今後は提案する側ではなく自分が最終的な意思決定者となってビジネスを主体で進めていきたいと思うようになり、事業会社で働きたいと考えました。

――なるほど、ライブリッツでの業務はいかがですか?
今は、「Fast Biz」という自社ソリューションの展開を行っていますが、想定していたよりもスピード感が速く驚いています。フューチャーのプロジェクトはかなり大規模だったため、お客様に与えるインパクトも大きく綿密に計画を立て決してミスがないよう慎重に進めていく必要があります。一方で今の業務はとにかく鮮度が命。もちろんミスは許されないのですが素早い意思決定と成果が求められます。更に展開後の反応もSNSなどでリアルタイムで知ることができ、そこから次の課題が出てきて…と息つく暇はないですが、大変やりがいのある環境です。

――今後の野望とキャリアに悩んでいる人がいたらメッセージをお願いします。
思いが叶って今はビジネスを主体で進めていけるようになってきていると思います。なので今後はもっとそのレイヤを上げて、ライブリッツの経営にも関わっていけるようキャリアを積んでいきたいですね。OpenCareerで新しい環境に挑戦したことで、自身も成長できました。任される責任・裁量も広がってきています。フューチャーの社員で事業会社に興味のある方はぜひOpenCareerの制度を使ってチャレンジしてみてほしいです。できればライブリッツに(笑)。転職となるとかなりの大きな決意になると思いますが、フューチャーグループ内での挑戦なのでカルチャーも似ており、すぐに慣れることができるということもOpenCareerのメリットだと思います。また、現在今後のキャリアに悩まれている社外の方にも、フューチャーでは私のように幅広いキャリアを考えていける環境が整っていることを自信をもってお伝えします。少しでもこのようなキャリアパスにご興味があれば、まずはカジュアル面談から実施することも可能ですので是非応募してみてください!

終始笑顔でインタビューに答えてくれた宮鍋さん。

最後に

実際に制度を使ってチャレンジをした人のインタビューはいかがでしたでしょうか。改めて、フューチャーでは「自らのキャリアは自ら切り拓く」そのための環境がそろっているということを感じていただけたのではないかと思います。かくいう私も入社当初はフューチャーアーキテクトのキャリア採用をメインで行っておりましたが、プロジェクトへのアサイン担当やキャリア面談、新卒面接やDE&Iのイベント運営、そして今はグループ異動/採用と幅広く挑戦しています。経験を積みながら次にどんなことをしたいのかということを考え上司に相談しつつ幅を広げてきました。今後、もっとこんなことをしてみたいという次の挑戦も描いており、今のスキルや経験を磨いていく必要があると考えて日々業務に取り組んでいます。

制度はあくまで仕組みでしかありません。繰り返しになりますが、「自分が今後どんなことをしたいのか」「どんなふうになっていきたいのか」については、仕事やプライベート、上司との1on1などを通して常に考え続けることが必要です。もしフューチャーやフューチャーでのキャリアパスにご興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話ししましょう!みなさまのキャリアプランについてお話をお聞きできることを楽しみにしております。


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