チャレンジしながら全力投球した10年を振り返って感じること
みなさんこんにちは、吉川千尋です。私は2012年に新卒でフューチャーに入社しました。今回は、入社10年という節目を迎えた私が、入社してからどういった思いでこれまで仕事に取り組んできたかを赤裸々にお伝えします。この記事を通じて、フューチャーはこういう会社なんだ、ということを少しでも感じていただければと思っています。
お客様窓口を担当することで芽生えた使命感
入社して3ヶ月の新人研修を終え、最初に配属されたのは大手コンビニの食品EC(※1)立ち上げプロジェクトでした。配属3日目から議事録担当としてお客様との打ち合わせに同席し、分からない用語だらけの中とにかく必死にメモを取ったことを覚えています。
そしてECの根幹である受発注システムの詳細設計からシステムテストまで実施し、業務部門からの問い合わせ窓口を担当することになりました。システムリリース後は画面の操作方法や仕様の確認のため、業務部門より毎日朝から夕方まで問い合わせが続きました。初めは先輩方に対応方法を聞いて回る日々でしたが、ソースコードや設計書などを読み込み、仮説をたてながら聞くことで、徐々に自身で回答できる引き出しを増やしていきました。
その後、お客様との飲み会の席で「どんな質問でも、すぐに分かりやすく回答してくれて助かった」という言葉をもらい、それまでの苦労が吹っ飛ぶほど嬉しかったのを覚えています。この経験を通じ、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが今後の仕事における強い原動力となった気がします。
それからの5年はとにかく日々がむしゃらに働きました。トラブルが起きた際は誰よりも早く検知し対応する意気込みで取り組んだ結果、自身のフィールドが広がり任せていただける仕事も広がったと思います。
度量の大きいリーダーと、意欲的なチームメンバー
そして6年目、お客様の新規事業の立ち上げとして初めてのプロジェクトリーダーを経験しました。それまでは如何にお客様の要望に答えるかということに注力していましたが、プロジェクトリーダーとして数字責任を持つにあたり、売上をあげるにはどうすれば良いかも考えるようになりました。また、契約の締結方法やお客様の役に立ちそうなネタの提案方法など、本当に色々な事を学びました。
新規事業のプロジェクトだったのでお客様含めて手探りの状況でしたが、自分がそれまで先輩方から学んだ通り、積極的にチームメンバーに任せていき、コミュニケーションを密に取ってプロジェクトを推進したことでどうにかシステムリリースまで迎える事ができました。そしてサービスイン初日、お客様と一連のオペレーションを見守り、うまくデータが流れたところを確認し、感動したのを今でも鮮明に覚えています。
その後のプロジェクトでも何度も大変な局面を迎えることがありましたが、リスクのある課題は早めに上長に相談し、メンバーにも情報はオープンにして、自分事として捉えてもらうことで、チームの力で乗り越えることができたと思っています。
これからについて
私のこれからの目標は、チームで今まで以上にたくさんのお客様の役に立つことです。
あるプロジェクトで経営層の方と仕事をする機会がありましたがうまく会話ができず、まだまだ自分自身の視野が現場目線に閉じてしまっていると感じることがありました。そうした経営層からも信頼を得ないとお客様にとって本当の意味で役立つとはいえません。先輩方とのやり取りを通して視座を高め、お客様の経営層からも相談されるような関係を作っていきたいと思っています。
また、これまでのキャリアを振り返ると、チームメンバーや、お客様と共に何かを成し遂げた時に最も達成感を感じたので、今後もチームとして成果を最大限挙げられるように、尽力していきたいと思います。
改めて気づいたフューチャーのカルチャー
これまでのキャリアを振り返り、改めて魅力に感じたフューチャーのカルチャーを紹介したいと思います。
・度量が大きいリーダーが多いので、チャレンジさせてもらえる
私のキャリアを振り返ると、その時々で、常に目の前の仕事に全力投球してきました。そして、たくさん失敗もしましたが、どのプロジェクトも度量が大きいリーダーにいろいろなチャレンジをさせてもらった結果、今の自分があると思っています。年次関係なく色々なチャレンジをさせてもらえる会社だと思うので、成長したい人にはピッタリだと思います。
・フラットな社風
1点目と少し重複しますが、意見を発信しやすく、受け入れてもらいやすい会社だと思います。私は新卒入社なので他社については分かりませんが、中途入社された方からは、上司とここまでフラットに話せる会社は珍しいと聞きます。私もプロジェクトの成功に向けて、色々な意見を出し合いながら、落とし所を見つけていく作業が好きなので、意見が言いやすい環境に恵まれているなと感じています。
最後に
気づけばあっという間の10年間でしたが、 どのプロジェクトも、今でもひとつひとつ鮮明に思い出せるほど、思い入れのあるプロジェクトです。それは、チャレンジングな環境で、仲間と関係者の方とワンチームで取り組むことができたからこそだと思います。
この記事を読んでいただいた皆様に、フューチャーのことを少しでも伝えることができていたらうれしいです。こういった環境に興味がある方とは、是非一緒に働きたいなと思います。