10月入社者へのメッセージ リモート環境をポジティブに活かそう
こんにちは。採用チームの岡田美佳子です。
10月1日は内定式を実施された企業が多くあるようですが、フューチャーは「10月入社式」を行いました!引き続き原則リモートでの勤務をしているため、今回も完全オンラインです。
フューチャーの新卒採用では4月、7月、10月の3回の入社時期を設けています。今回新たに21名の新入社員を迎え入れ、2020年度の内定者全員がフューチャーの仲間に加わりました。
ちなみに、「10月1日は内定式はやらないの?」という疑問を持たれる方もいるかもしれません。当社は内定式は例年行っておらず、内定者の方向けのイベントを別途開催しています。10月1日にこだわる必要はないと考えて別の日程で実施しています。
■新人からの挨拶
まずは新人ひとりずつが意気込みと挨拶を行いました。7月に初めて実施した取り組みですが、全員の声が聞け、雰囲気もつかみやすいと好評だったため10月も実施しました。初々しくも、これから頑張るぞ、という気持ちのこもった言葉で意気込みを語っていました。
■4月入社者からのメッセージ
7月入社式からひと工夫したいと思って企画したのが「4月入社者からのメッセージ」です。代表として以下のお二人にご協力いただき、少し先に入社した同期として、今までの研修の歩みを振り返ったアドバイスなどを伝えていただきました。
彼らは現在研修を終え、OJT期間に差し掛かっています。入社した半年前とは見違えるくらい頼もしく成長しており、採用チームの面々もとても嬉しく思う瞬間でした。
2020年4月入社 中村 汐里
10月のみなさま、入社おめでとうございます。リモートワークの研修でも物おじせず、研修リーダーや同期との交流を大切に、気になることは遠慮せず周りに相談や質問をたくさんしていってください。4月入社、7月入社の同期はもちろん、頼りになる先輩がたくさんいます。気軽に話しかけてみてください。私も一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
2020年4月入社 森五田 ローシャナ
リモートでの入社式、研修となり不安を抱えていると思います。自分も入社当初急にリモート研修になり不安を感じていました。でも、あっという間に慣れていきました。チャットでひとこと連絡すれば気軽にビデオ通話で会話ができ、対面より柔軟性があると感じました。フューチャーには数多くのプロジェクトがありますが、新人研修も大事なプロジェクトの一つです。必要となる技術はそれぞれ違えど、チームワークとコミュニケーションはどのプロジェクトでも共通して大事な要素です。新人研修は個人で卒業に向かって進むものであると同時に、チームで乗り越えるものだと思います。リモート環境を活かして周囲を巻き込み、積極的なコミュニケーションをしてみてください。ご入社おめでとうございます。
■経営陣からの祝辞
経営陣5名からの祝辞について抜粋してお伝えします。
フューチャー株式会社 取締役
フューチャー経済・金融研究所 所長
山岡 浩巳
みなさん、ご入社おめでとうございます。先輩が経験しなかったオンラインでの入社式ですね。今の世の中、ポストコロナの経済やアフターコロナの企業の在り方などとメディアでも盛んに言われていますが、「アフターコロナ」という言葉自体がすでにビフォアコロナを前提にしているわけです。在宅勤務を何%増やしましょう、ペーパーワークを何割減らしましょう、というのは先入観にとらわれ、過去を前提に考えている可能性があります。本当に大事なことは前年比、前期比で考えることなく今の技術を前提にベストな姿をスクラッチで考えていくことです。それができるのは過去の企業、経済活動やしがらみから自由なみなさんです。これからの企業は世の中にどういう貢献ができるかという無形の価値やコンセプトが中核になり、共有する人々がネットワークとしてつながるものになると思います。当社はそのような無形の価値やコンセプトを与え続けられる存在でありたいと思います。企業や経済に貢献するベストな形をみなさんと一緒に追及していけることを楽しみにしています。
フューチャー株式会社 取締役副社長
石橋 国人
ご入社おめでとうございます。入社に当たってみなさんにひとつお話をしたいと思います。社会人になったみなさんは、とにかくプロフェッショナルを目指してください。プロフェッショナルは良い仕事ができる、賢い仕事ができる、高い意識があるだけではありません。素晴らしい仕事をして顧客に価値を認識してもらい、高い報酬を得るのが本当のプロフェッショナルです。これは学生と違うことです。プロフェッショナルになるためにはどうすればいいのか。私からのアドバイスです。まずこの数カ月以内にこれを極めるんだというものを決めてください。それをとことん極めるために、どん欲に時間を使って習得していってください。最後にその技術だったら負けない状態になることが、プロの世界で活躍できる人材になります。そこを意識して研修に臨んでください。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
フューチャー株式会社 取締役 CTO兼テクノロジー事業担当
齋藤 洋平
入社おめでとうございます。21名の若いメンバーを迎えられたことを嬉しく思っています。そのうち9名はフューチャーでのアルバイトの経験があるということで、実際の仕事のスタイルを経験しているメンバーもいると聞いています。ぜひ先輩を早く追い抜いてプロフェッショナルを目指してください。
昨今のコロナの中で様々な報道がされています。浮き彫りになったのは、これまで社会経済活動で地層のように積み重ねてきたことが大きなボトルネックだったということです。これらを抜本的に変えるのは技術だけではなく、お客さまや社会がどのように動いているのか、どのようなプロセスで成り立っているのかを深く理解していくことです。さらに、技術を使ってどうやって変革すべきか考える能力がこの時代において、まさに求められていることだと感じます。
フューチャーでは長らく経営とITをとことん突き詰めて、技術のプロフェッショナルが経営と業務を語り、改革をしていくことを目指して仕事をしてきました。今こそ我々の力をもっと大きくして、社会に貢献する時代と感じています。この新人研修中は最初は戸惑いもあるかもしれませんが、4月・7月新人のみなさんは軽々と吸収し、アジャストしながら楽しんで研修を受けていました。対面以外でも、様々な形でいままでより質的にも量的にもたくさんコミュニケーションすることが十分に可能です。あまり不安を抱えることなく、目の前の機会や仕事にチャレンジして、どん欲に前向きに取り組んでいってください。
フューチャーアーキテクト株式会社 代表取締役社長
神宮 由紀
ご入社おめでとうございます。みなさんが生まれた時期にちょうど私はフューチャーに入社しました。入社当時、西海岸のような会社だと感じていたのを思い出します。技術の話を楽しそうにみんなで話し、ソースコードがどれだけ美しいかを議論していました。役職や年齢など関係なく、若い人でも誰でもわくわくしながら議論できる会社でした。それは今も変わらず、そこがフューチャーの強さだと改めて思いました。
4月入社の同期のコメントはいかがでしたか?半年前に入社したとは思えない素晴らしいコメントでしたよね。私も色々な研修やイベントを通じて4月・7月入社の方とお話ししてきました。最初はとまどいもあったものの、日々成長しているさまが見えて私も楽しんでいます。活発な議論や工夫をして乗り越えているという報告もありますし、質問もどんどん中身に踏み込んだものになってきました。
不安もあるはずですが、実はオンラインだからこそのチャンスがたくさんあります。イベントなども気軽に参加でき、やる気さえあれば今まで以上に様々なことに触れられます。社内のネットワークを活かし、少し前に入社した同期の知恵も借りながら、前向きに捉えていってください。
いつも「若い人こそチャンス」というメッセージはお伝えしていますが、今の時代は更にチャンスが多いと感じます。昨年の正解が今年の正解とも限りません。今までも正解はなかったのですが、何となく過去に縛られていたものが解放されたタイミングです。色々なアイデアもでてくると思います。今、みなさんは白いキャンパスで柔らかい頭をお持ちです。どん欲にキャッチアップしていきましょう。「新人だから」というのはあまり好きではない言葉です。みなさんはすでに色々な勉強も行い、社会活動を行って努力を積み重ねてきています。今までを土台にして、加えて新しいことを合わせるとさらに価値が上がると思います。
一人でできることは限られています。組織に入ることは一人でできないことを仲間と行うことです。自分の価値も高めると同時に、仲間の価値も高め、お客さまの価値を高めていってください。どんどん成長して、どんどん発言して、どんどん活躍する1年にして、一緒に頑張っていきましょう。
フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO
金丸 恭文
ご入社おめでとうございます。今日はおそらく不安の中で入社式を迎えていると思いますが、いまは世界中の同じような状況にある人が、同じような環境下で社会人になっています。ぜひ世界の津々浦々で同じような環境があり、これがみなさんにとっての社会人スタートの環境だということは忘れないでいてほしいと思います。
コロナがなければ今日の日を晴れやかに対面で迎えていたのですが、それは私たちだけではなく世界中が同様の状況にあります。こういった状況から社会の変化に対応するだけではなく、課題を抽出して、その課題から新しいサービスやアイデアを思いつく人たちがこの世代から世界中で出てくると思います。みなさんは他の世代に経験のない特殊な環境ですが、ポジティブに考えるとGoogle、Appleのような企業が出てくる可能性があるということです。
私たちの会社もそうですが、GoogleやApple、Microsoftも2人の若者がスタートとした会社です。現在の姿を見ると、とても大きな企業にみえますが、スタート時点を見れば2人のスタートです。日本だけでなく、世界でみてもそうですが、リスクがとれる、あるいはリスクをリスクと思わないで荒波に漕ぎだす人が多数出なければなりません。そうでなければ、たとえ世界情勢をキャッチアップはできたとしても、世界の先頭に立ち、我々が主導権を握ることにはならないと思っています。
すべての出来事を受け身ではなく主体的に物事を考えてほしいと思います。画面を通じて物事に触れ、経験していくことになります。どうしても視野が狭くなるので、大きな視野をどこまで広げられるかにかかっています。思考の空間をどこにひろげるかは自分次第です。目の前の仕事には没頭しつつも、常に少し俯瞰をして物事を見てください。みなさんにはいい経験をしていっていただきたいと思います。活躍を心より祈念しています。
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7月と同様にオンラインで行った入社式は、約170名が参列しました。10月入社のメンバーはさっそく新人研修がスタートしています。
前のめりに新人研修に取り組んで、数ヶ月で見違えるほどの大きな成長を遂げてほしいと思います。フューチャーの未来価値を高め、わくわくする面白い仕事が一緒にできることを楽しみにしています。
4月新人研修の様子はこちらから