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フューチャーのITコンサルは、「知り」「考え」「実行する」仕事

はじめまして。外園賢太(ほかぞのけんた)と申します。私は2018年に新卒で入社してから6年間、グランドデザインから開発、保守まで、文字通り一気通貫でさまざまな経験をしてきました。

最近はフューチャーの採用活動にも積極的に参加しており、よく聞かれる質問があります。学生からは「○○コンサルって多すぎてよくわからない!コンサルタントって結局何なの?」ということ、キャリア採用の候補者からは「今は開発メインで仕事をしていてもっと前段のフェーズにもかかわってみたい。フューチャーのグランドデザインってどんなことをやっているの?」ということです。

今回は私が経験してきた実例も踏まえて、「フューチャーにおけるコンサルタント」とは何かをご紹介します。


「フューチャーにおけるコンサルタント」の定義

早速ですが、皆さんは「コンサルタント」と聞くと、どんなイメージが沸きますか?「豊富な実績や知見で困り事をアドバイスしてくれる」、「自社の偉い人に向けて、会社の今後の方針を示してプレゼンする」、あるいは、「中身を知らないくせに偉そうなことを…」なんて意見もあるかもしれません。まとめると、「サッとやってきて役員層と会議をして、アドバイスだけして去っていく」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

しかし、フューチャーにおける実際の「コンサルタント」は違います。
「フューチャーにおけるコンサルタント」は、
 ①お客様以上にお客様の組織と業務、システムの「今」を知る
 ②ゴールに辿り着くための課題に誰よりも悩み、考える
 ③本質的な解決を心から望み、それに向けた施策を実際に実行できる
人だと私は思っています。

これらが具体的にどういった業務を指しているか、実案件での私の経験も併せてお話しします。

「フューチャーにおけるコンサルタント」が行う業務

①お客様以上にお客様の組織と業務、システムの「今」を知る

最終的なゴールに辿り着くために、本質的な課題解決方法や実行施策を考えるためには、「今」どうなっているかを正しく知ることが重要です。そのため、フューチャーがお客様とプロジェクトを進めていく際はこのフェーズを非常に大事にしています。

例えば過去案件では、大きく3つの切り口でお客様のことを知っていきました。

・経営者の想い(≒会社のこれから)を知る
 経営層へヒアリングを行い、会社として将来どうあるべきか、経営者の想いを整理する。
・業務/組織を知る
 実店舗や本部を訪問し、お客様が行う1日の業務の動き・流れを実際に体験。現場の目線から見える色々な課題とその真因を明らかにする。
・システムを知る
 システムの中身を知るためにソースコードの1行レベルで読み解き、現状の課題と新システムへ移行すべき範囲を把握する。

重要なのは、現状を知る際は必ず事実だけを集めるというところ。「~だろう」「~だと思う」といったような不確定要素は完全に排除し、実際に自分の目で見て、自分の耳で聞いた情報を基に正確にお客様が置かれている現在地を把握します。

②ゴールに辿り着くための課題に誰よりも悩み、考える

会社として目指すべきゴールがどこにあるのか。課題に対してどうあるべきか、あるいはどう動くべきか。当然のことながら、最初は誰も答えを持っていません。答えがないため、私たちはとにかく悩みます。仮説を立てては崩し、また立てては崩し…。一度出た結論に対しても本当にそれが正解なのか常に考え続け、正解に辿り着くまで考え続けます。この無から有を生み出す部分が一番難しく、辛く、プレッシャーも感じる部分ですが、この難しいフェーズがコンサルタントとしての醍醐味でもあると感じます。

最近も、お客様に仮説をぶつけ、新たな意見をもらったその日のうちに社内でまたディスカッションし、翌日には新たな仮説をぶつけにいき…という動きを繰り返しました。こういった活動を通してお客様にも「この人たちは本気だ」と思っていただけます。この時間を通じて、お客様とフューチャーが同じゴールに向かって動く実感が沸く場面でもあります。

③本質的な解決を心から望み、それに向けた施策を実際に実行できる

ここはコンサルタントでありながら高い技術力をもち、モノづくりもするというフューチャーらしさが一番発揮される部分です。業務や組織、システム全ての改革において計画から実行まで一気通貫でコミットすることがフューチャーのポリシーです。特にシステムの観点においてはコンサルタント一人ひとりが技術力を持っていることが特徴的です。提案するコンサルタント自身が0から作り上げる力を持っている。だからこそ、提案する段階、計画に落とし込む段階からつくることも見据えた緻密かつ現実的な作戦立て・そして実現まで自ら行うことができます。

また、実現において我々は決まったソリューションを持たず、お客様にとって本当に必要な、本質的な施策だけを検討・実行します。オーダーメイドで作るべき部分は我々が作る。既存の製品を活用すべき部分は他社も巻き込む。究極を言えば、もうフューチャーがやるべきことはなく、他社やお客様に任せるべき、となれば躊躇なく我々は撤退します。それも、お客様にとっての最善を望むからこその選択です。

挑戦を通じて成長する「フューチャーにおけるコンサルタント」

中身を知ると、意外と泥臭いなと思ったのではないでしょうか?でもその泥臭さが我々の価値であり、醍醐味であり、自分にとっての成長に繋がる部分だと思っています。

経営の想いや現場の温度感、ソースコードの一行まで知っているからこそ、フューチャーのコンサルタントは100社100様なお客様の状況に合わせて本質的な提案・実行ができる。私自身、この6年間同じフェーズに取り組むことはあっても、中身として同じ業務をしたことはありません。それは、お客様にとっての最善を常に目指すからこそ、同じ施策を打てば良い、とはなり得ないからです。常に新しいことへの挑戦の連続になるので非常に難しいと感じる一方、振り返ると成長を実感できる環境でもあると感じます。

ここまで話した内容は、フューチャーの本質でありながらもほんの一部の業務にすぎません。少しでも興味を持たれた方は、説明会でも面談でも、さまざまな社員にさまざまな質問をしてみてください。きっと全員がそれぞれ持っている「フューチャーにおけるコンサルタント」像を話してくれることと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。キャリアに悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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