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「まだまだ第一線で活躍したい」 SE→営業→ITコンサルタントとキャリアチェンジしたきっかけとは

こんにちは!フューチャーアーキテクト ITコンサルタントの今井 大祐(いまい だいすけ)です。私は2019年6月にフューチャーに入社し、現在は戦略業務システム『FutureBANK』をベースにした地方銀行様向けの業務改革・システム導入プロジェクトプロジェクトリーダーを担当しています。

私が担当した東邦銀行様、要件定義開始時の当社プレスリリース

フューチャー入社後、新たな学びなど、刺激的かつやりがいある日々を送っていますが、このような日を送れるようになったのも転職を決意し、フューチャーに出会えたからだと思っています。今回は、どのような経緯で私がフューチャーに転職することになったかと、現在の仕事内容をご紹介し、フューチャーに入社を考えている方の参考になればと思います。

1.フューチャー入社以前の経歴

私は埼玉県秩父の山奥で育ちました。コンビニまで車で15分かかるような山奥です(笑)中学は自転車で20分、高校はバイクで40分かけ通っていました。高校卒業後は横浜での暮らしに憧れ、横浜市内にキャンパスがある大学へ進学しました。学生ながらにも経営とITの知識を付けたいということで、経営工学科を先行し、無遅刻・無欠席で通いました。

大学卒業後は、システム開発のプロセスをしっかり身につけたいという考えで、ミッションクリティカルである銀行システムの開発に携わることのできる、三菱系のSIerに就職しました。入社後早々、世間が注目するような銀行統合対応を経験するなど、開発担当からプロジェクトマネージャー、複数プロジェクトを束ねる統括責任者、グループ運営や部下の評価をするラインマネージャーと一通りのポジションを経験。ピーク時、50人を超すような大規模プロジェクトも経験し、システム開発におけるマネジメントやプロセスを身につけました。

前々職同僚①

三菱系のSIer(1社目)の同僚。今はコロナ禍のため、自宅でも会えませんが、転職後も相談や近況報告している関係性。

2.このままでよいのかと転職を考える

一見、キャリアとしては順風満帆に見えますが、「本当にこのままでよいのか」と転職を考えるようになります。きっかけは、「業務部門から課題を直接聞き出し、直接提案したい。自分が提案したシステムを通じて経営にどう効果が出ているのか実感したい」と思うようになったことです。1社目のシステム開発では、銀行ユーザー部門とシステム部門でシステムの企画から要件決めまで行われる為、我々は決められた仕様に従って開発する事が大半でした。業務部門と会話し課題を聞き出せたとしてもスキルが無ければ簡単に提案などできないと思いましたが、自身のスキルアップのためにもチャレンジしたいと考え転職を決意しました。

3.1度オファーを断るもフューチャーに

2018年4月から転職活動を開始します。2章に記載したキャリアを満たせる会社を軸に活動し、最終的には数社からオファーをいただきました。最終候補で2社まで絞りましたがどちらに転職するか1ヶ月以上悩みました。内、1社は当社になるのですが、1社目のキャリアが即活かせるフューチャーへ進むべきか、1社目のキャリアを活かしつつ、全く別のキャリアに進むべきか。最終的な判断は、語学力UP(英語)と、様々な業界(特に金融業界以外)のご担当者と接点が持てるCSM(カスタマーサクセスマネージャー)という職種に惹かれフューチャーからのオファーは辞退しました。初めての転職でしたので、妻にも相談したのですが、最後は『自分が選択した事なのだから私は何も言わない。とにかく頑張って』と一言。内心では、英語出来ないし、フューチャーの方が合っていると思っていたようです(苦笑)

そして、2018年10月に外資系クラウドベンダーに転職し、CSM(カスタマーサクセスマネージャー)としての新たなキャリアをスタートさせました。2社目は、サブスクリプション型のビジネスモデルを主軸としており、お客様に継続してシステムを利用いただく事が最も重要でした。そのため、システム導入後のお客様を定期訪問し、システム利用に関する問題や、新たに抱える業務課題を聞き出し提案するなど、お客様の顧客満足度を主なKPIとするCSMにやりがいを感じて転職しました。ここでは契約内容の法務観点のスキルや、営業スキルを新たに得る事ができ、現在のフューチャーの業務でも活かされていると実感しています。

前職同僚①

2社目の元同僚。最近は集まれてませんが、今でも連絡をとりあってます。

CSM自体にやりがいはあったのですが、2点の理由から再度、転職を考えるようになります。

・個人で活動する事が多く、長年経験していたプロジェクト、チームの仲間と一緒に同じ目標に向かって何かを成し遂げる醍醐味が忘れられなかった

・冒頭で述べた通り、私は地方出身であり、ITを活かして地元をはじめ、地方活性化に何らかの形で貢献したい

これらを満たせる会社への転職を検討し始めた時にふと思ったのが、『これらを実現できるのはフューチャーだ!!フューチャーに転職していた方が自分には合っていたのではないか』と気付き、フューチャーの門をもう一度叩きました。フューチャーの採用選考では1度目、2度目ともに採用チームの余越さんと私が所属しているグループの責任者である乾さんのお二人にお世話になりました。お二人にはあたたかく迎え入れていただき、とても感謝しています。そんな紆余曲折がありましたが、2019年6月、フューチャーに入社し、現在に至ります。

4.現在の仕事とお客様

入社後にアサインされたのは冒頭で述べた、現在担当している地方銀行様向けのお仕事であり、第三者目線の業務コンサルと、システム導入に向けた実行計画策定を目的とするグランドデザインフェーズ(コンサルフェーズ)でした。長年、銀行に対するシステム開発に従事しておりましたが、融資業務自体は初めであった事、これまで銀行の業務部門のご担当者様や、部長・役員層と直接接点もって話す機会が少なかったことから、自身のバリューを出すまでにはかなり苦労しました。今では信頼関係を構築でき笑い話になっていますが、当時の事を振り返り、『最初の1, 2ヶ月は今井さんが何のためにいたのかわからなかった』と、お客様から言われる程です。

入社1ヶ月後には、お客様の営業支店を訪問し、「FutureBANK」をベースにした新業務施策を自ら説明する機会をいただきました。また、受注できた暁には後続フェーズでプロジェクトリーダーを務める前提での参画であった為、お客様との関係構築や、当社で受注した際の見積もり作成、契約書・提案書作成に伴う社内手続きなど諸々のキャッチアップは、特に苦労しました。とにかく過去の資料を参照し、有識者にヒアリングするなど情報をインプット。インプットした情報を基に資料化(アウトプット)し、認識があっているかをプロジェクトメンバーにレビューしてもらうなど、インプット⇔アウトプットを繰り返してキャッチアップしていきました。予定通りグランドデザインフェーズを終え、その後は当社を採用いただけるよう関係構築を続け、無事契約を締結。2020年4月から要件定義フェーズを開始しています。

今井さん4章

グランドデザインフェーズ終了後の慰労会。2020年4月からお客様と一体感あるプロジェクトを始動しています。

私は、平日はお客様の本店がある福島に常駐していますが、プロジェクトの他の仲間達は、自宅テレワークをベースにZoomなどによるWeb会議でプロジェクトを遂行しています。コロナ禍においても大きな課題が発生する事も無く順調に遂行できていますので、要件定義フェーズでもWeb会議主体でプロジェクトを遂行できるという、新たな仕事のあり方を証明できたと思っています。

社内のプロジェクトメンバーに対しては1日1会話をする事を大切にしており、仕事の話だけでなく、雑談含め相談し易い雰囲気を作る事が私のスタイルです。コロナ禍においてもZoomによる1on1を通じてface to faceでコミュニケーションをとり、簡単なコミュニケーションはChat、Slackなどのツールでやりとりし、リモート環境下でも自身のスタイルを継続する事ができました。

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20名強いるメンバーと1on1や、雑談の場をZoomで用意して自身のコミュニケーションスタイルを継続。

5.今後の展望

現在担当しているプロジェクトの稼働まで見届ける事はもちろんですが、その先の目標としては以下になります。

 ・現在のお客様と融資業務以外を当社で担えるような継続した関係構築。
 ・銀行の更なるビジネスモデルの変革を支援(他業種との協業、API連携など)。
 ・銀行以外の業務、プロジェクトも経験したい。特にMaaSや、医療など。

特にコロナ禍により医療のあり方も変革を求められていますが、医療業界の業務改革にも大変興味があります。私の地元では移動手段が限られ、通院する事もままならないような状況にあり、こういった課題を解決すべく、フューチャーの技術を駆使して貢献できればと考えています。

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今回は、私がフューチャーに転職するきっかけと、現在の仕事内容をご紹介しました。実際、転職のきっかけとなりました「業務部門から課題を直接聞き出し、直接提案したい。自分が提案したシステムを通じて経営にどう効果が出ているのか実感したい」、「ITを活かして地元をはじめ、地方活性化に何らかの形で貢献したい」という事を実現できています。本当にフューチャーに転職して良かったと思いますので、今回の記事が、皆さんのキャリアの参考になれば幸いです。

い_今井


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