フューチャーだからできる「ロケーションフリーな働き方」
フューチャーでは現在、働く場所にとらわれない働き方『ロケーションフリー制度』が導入されています。私も制度を活用する一人ですが、実は制度になる前から先駆けてそのような働き方をしてきました。フューチャーで「ロケーションフリーな働き方」ができる理由は、新型コロナウイルス感染症対策やテレワーク環境の充実などの外的要因もありますが、実はフューチャー社員一人ひとりの人間力の高さとフューチャーが創業以来大事にしているカルチャーが源泉なのです。
私がこれまで経験したフューチャーでの働き方
みなさん、こんにちは。1998年キャリア入社の高野文彰(たかのふみあき)です。私は1991年に株式会社日本総合研究所に新卒入社し、システム基盤系技術者としてキャリアを積みました。30歳の節目を迎えたとき、地元の福岡に生活拠点を移すため転職活動を行い、フューチャー(当時はフューチャーシステムコンサルティング)の福岡オフィス所属メンバーとして採用されました。当時の社員は約100名で、キャリア入社の同期は10名、うち福岡オフィス所属メンバーは私を含め4名でした。
福岡にて百貨店プロジェクトにシステム基盤担当として参画。チャレンジングなプロジェクトでしたが、厳しい状況をメンバーと共に乗り越えて本番稼働までやり遂げ、その後2000年4月から九州地区の地方銀行プロジェクトに参画しました。このプロジェクトが私の出張生活の始まりでした。
今は当たり前になっているWeb会議やチャットなどの便利なコミュニケーションツールは当時にはなかったので、お客様のオフィス内に執務場所を用意してもらい、お客様と机を並べて密にコミュニケーションを取りながら仕事をしていました。九州といっても福岡の自宅からは通勤できる距離ではなかったので、基本的には月曜日から金曜日の平日は出張し、週末は福岡に戻る生活を繰り返していました。
その後も全国の地方銀行や、東京・大阪に本社があるお客様のプロジェクトに参画したので、20年以上出張生活を積み重ねてきました。そんな経験のある社員は私だけではなく、福岡オフィスや鹿児島オフィスに20年以上の社歴のある社員が7名在籍しています。これについてはまた別の機会に未来報でご紹介したいと思います。
福岡から始まったロケーションフリー採用
フューチャーではコロナ禍以前から働く場所に制限を受けないように、リモート接続環境の整備を行い、全国どこでも仕事ができる環境を整えていたので、緊急事態宣言が発令されたあとも混乱なくテレワークに移行することができました。
快適なテレワーク環境を実現するため、Google MeetやZoomなどのWeb会議ツールや、Google ChatやSlackなどのコミュニケーションツールを積極的に活用し、コンサルティングからシステム構築までを行うほとんどのプロジェクトにおいてテレワークでプロジェクトを推進しています。
さらに今後テレワークが主流になることを見据え、地方在住の優秀なIT人材の発掘を目的として、2021年より大阪、福岡での採用を開始しました。私自身もITコンサルタントをしながら、福岡オフィスの採用担当として活動を始めました。
福岡オフィスの採用活動では、応募された方全員の1次面接を私が担当し、フューチャーのプロジェクトの特徴や魅力をこれまでの経験をもとに具体的にお伝えしてきました。また地方オフィスの所属となることに不安を感じる方には、私自身が福岡オフィス所属であることや、私以外にも20年以上の社歴のあるメンバーが複数名在席していることをご紹介し、少しでも不安を解消できるように努めました。その結果、採用活動開始から半年で、4名の方が福岡オフィスのメンバーとして入社を決めてくださいました。私自身も福岡所属メンバーが増えてとても嬉しく感じています。
なぜフューチャーはロケーションフリーな働き方ができるのか?
もともとフューチャーは性別や年齢にこだわらないフラットな組織構造であり、プロジェクト組成については、お客様の課題解決に最適なメンバーを適材適所にアサインすることを大事にしています。さらに社員の希望を最大限に考慮し、「できる人よりしたい人」にチャンスを与え、一人ひとりがより成長できるプロジェクトかどうかも加味してアサインを決定します。
それによって、フューチャー社員はプロジェクトのミッションを達成するために、志を高く持ち、自立して活動を行い、個々の強みや弱みをメンバー間で共有し、チームでお互い助け合いながらお客様の課題解決に向き合うことができます。
「ロケーションフリーな働き方」ができる理由は、フューチャー社員の成長意欲と自立した人間力の高さ、日ごろからチームワークを重んじ、社員同士がリスペクトして助け合う精神を大事にするフューチャーのカルチャーにあると言い切っても過言ではないと思います。
フューチャー社員に働きやすいと感じてもらえることが重要
フューチャーでは2022年2月より『ロケーションフリー』の採用活動を本格化しました。
ロケーションフリーのキャリア採用をしているということは、フューチャーには働くロケーションを選べる環境があるということです。
新たに入社される方だけでなく、すでに働いている社員にも、ライフステージや個々の事情に合わせて働く場所が選択でき、自身が望む働き方を実感できることを伝えたいと思います。
私自身も2年前に親の介護という新たなライフステージを経験しました。通院の付き添い、介護認定の申請、訪問調査の対応、ケアマネージャーの方とのケアプランの作成など、実際に介護サービスを利用する手続きまで全て私が行ったのですが、福岡でのテレワークとプロジェクトメンバーの協力がなくては対応しきれなかったと思います。また、自宅でテレワークをする機会が多くなり、親との会話も増えたことで、親の物忘れが増えたことに気づくことができ、早くから専門医に相談できたのもよかったと思います。
もちろん、親の介護だけでなく、大切なパートナーやご家族の介護、育児など、一般的には仕事と両立しづらい状況に直面しても、フューチャーには安心して仕事を続けられる環境が整っています。「ロケーションフリーな働き方」が選択できるということは、ライフステージの変化があっても一人ひとりの個性を活かして継続的に成果を出せる土台があるということです。社員が長く働けることは個人のメリットももちろん、会社にとってもメリットが大きいと感じています。
将来的に東京以外に住むことを視野に入れている方、現在、地方在住でコンサルタントを目指したいと考えられている方など、ぜひフューチャーで私と一緒に「ロケーションフリーな働き方」をしてみませんか。
ロケーションフリーで働くメンバーが増えることを楽しみにしています!