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フリーランスエンジニアから会社員コンサルタントへ転身~キャリア停滞期からの突破~

はじめまして、Technology Innovation Group 矢野賀子(やの のりこ)です。2022年にフューチャーにキャリア入社以来、金融系プロジェクトにてインフラ領域のデザイン〜設計・構築に携わっています。

私は、フューチャーに入社する前、フリーランスのインフラエンジニアとして主に金融系プロジェクトのインフラ設計・構築に取り組んできました。フリーランスのエンジニアからITコンサルタントへのキャリアチェンジは、社内でも珍しい流れです。本記事では、フリーランスのエンジニアからITコンサルタントへ転身した経緯や、実際にフューチャーに入社して感じたことを紹介します。就職や転職を考えている方にとって、キャリア形成の参考になればと思います。


1.フリーランスエンジニアとして独立

①新卒入社でインフラエンジニアの道へ

私は2010年に大学を卒業後、SES企業に入社しました。OJT期間はアプリケーション開発を担当しましたが、配属先はインフラチームでした。「インフラ・基盤って何をやるの?」と右も左も分からぬまま、新規システムのインフラ担当として、サーバ、ミドルウェア、ネットワークの設計、構築、試験を担当することになりました。さらに、俗に言う炎上プロジェクトでマネジメントも機能していない状態でした。インフラ領域の基礎的な素養がないまま、目の前のタスクと対峙する毎日を送ることになります。

例えば、
・サーバラックの建設や電源工事の手配
・LANケーブルの作成や配線
・不要になったサーバをテスト用サーバに作り直す
…など、苦労はしながらもオンプレならではの経験を積むことができました。

大変な状況でしたが、自由に試行錯誤できる環境があったことが救いでした。また、大規模プロジェクトだったため多くの顧客・社内関係者と関わる機会があり、ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、調整力という自身の強みにも気づくことができました。しかし、インフラ担当として試行錯誤し1年半程たったある日、今度はアプリケーションの開発プロジェクトへの異動を指示されることとなります。インフラエンジニアとしてキャリアを積んでいきたいと考えていた私は頭を悩ませました。会社に対して、不透明な評価制度や待遇に課題を感じたタイミングでもありました。

②会社をやめ独立へ、フリーランスになって感じたこと

そこで、自分のキャリアの方向性と待遇を鑑みた結果、当時インフラチームで一緒に働いていた方と契約を結ぶ形でフリーランスエンジニアとして独立する決断をしました。会社からの不透明な評価制度から解放されて、「単金=評価」の世界のほうがよいと思ったのです。

今思うと当時の実力でフリーランスになるなんて無謀としか思えませんが、若さゆえの勢いあっての決断でした。

独立後は、これまで経験してきた金融業界やインフラ担当以外にも、気象予報システムにおけるアプリケーション開発や保守、クラウド移行など幅広い業務を担当しました。着実に結果を残すことで自身の仕事の成果が待遇や評価にダイレクトに返ってくる面白さがあることや、自分で案件をある程度選べる自由度には満足していました。一方で、エンジニアとしての成長には限界を感じるようになりました。私の場合、SES契約の客先常駐という契約形態を選択していたため、派遣元企業の顧客の意思決定や契約内容に基づいて作業を進めなければなりませんでした。立場上自分で一から計画・判断することは難しく、自身で計画から実行までをやり切る責任感が薄くなっているのではと感じていました

2.妊娠をきっかけに考え直したキャリア

さらに妊娠が分かり、自分のキャリアについて考え直すきっかけとなりました。そもそもインフラ領域で働く女性は少ないため、育児も仕事も柔軟に対応している女性が身近におらず、参考にする事例がないことからどのように両立すべきか不安に感じたのです。子どもの保育園が決まった時に、後のキャリアについて再び決断を迫られました。フリーランスエンジニアとしての復帰も考えましたが、客先常駐という契約形態で時間を切り売りするような働き方は、不測の事態が発生しがちな育児と相性が悪いと気づきました。また、着実に成果は残していたものの、フリーランスのインフラスペシャリストとしてやっていける自信はなく、中途半端な自分にも焦りを感じていました。今後のキャリアを考えると、インフラ領域の経験に加えて、培ってきた調整力をかけ合わせればより自分の存在価値を発揮できると思い、マネジメントにも携われる場所に身をおくべきだと考えるようになりました。そこで、10年ぶりに会社員として働くために転職活動を開始したのです。様々な会社の選考を受けましたが、「インフラの経験を活かしつつ、柔軟な働き方を実現したい」というわがままを叶えてくれるのはフューチャーしかありませんでした。また、フューチャーは、グランドデザインから保守運用まで一気通貫のマネジメントを得意としています。フリーランス時代に感じた、気になる点があっても顧客の指示通り作業を進めなければいけないもどかしさを解消し、顧客の課題発掘や解決から携われる点に魅力を感じ、入社を決めました。

3.フューチャーに入社して2年半

①入社して気づいたコンサルタントとエンジニアの違い

2022年にフューチャーに入社し、金融系プロジェクトのインフラチームに配属になりました。まず驚いたことは、フューチャーで任されるインフラ担当の業務領域の幅広さです。一般的にインフラ担当の業務領域は幅広く、これまで私は分業体制で働いてきました。ですが、フューチャーはサーバ・ミドルウェア・ネットワークのインフラ設計・構築はもちろん、非機能要件の調整や運用設計、端末の準備まで担当し、様々な経験を積むことができました。また、入社直後のお客様との打合せで、当時のリーダーがお客様の環境のことを根掘り葉掘り質問していたのが印象に残っています。「そこまで聞く必要があるのか?」と当時は思っていましたが、お客様よりもお客様の環境に詳しくなることで、リスクを事前に刈り取り、より品質の高い提案ができると気づきました。まさに、コンサルタントとエンジニアの違いであり、日々成長を感じている理由だと思います。

②柔軟な働き方~こんなものを求めていた!~

フューチャーでの働き方は、不測の事態が発生しがちな子育て中にマッチしています。我が家は、共働きで実家も遠方ですが、子どもの体調が悪い時もリモートワークと病児保育のベビーシッターで乗り切ることができました。また、子どもが入院した際もプロジェクトのメンバーに助けてもらい、プロジェクトのタスクはオンスケジュールで進めることができました。

また、プロジェクトの超繁忙期以外は残業なしで乗り切っています。自らも工夫していますが、チーム内で常に作業の優先順位を相談・調整できたことで見通しを立てながら業務に当たることができています。メンバーがIaC(※)を使って構築自動化を実現してくれたことも大きいです。

(※)Infrastructure as Codeの略で、インフラ構築をコードを用いて自動的に行うこと

4.今後のキャリア

現在は第2子を妊娠し、あと数日で産休・育休に入る予定です。今後のキャリアは再び考え中ですが、フューチャーであれば幅広い可能性があると感じています。例えば、大規模プロジェクトのインフラリーダーを目指すことや、アプリケーションやコンサルティング等の未知の領域にチャレンジすることもできると思っています。産休・育休明けにどんなキャリアを選択するのか、自分の可能性にワクワクしながら、じっくり考えたいと思います。

最後に、キャリアに悩まれているインフラエンジニアの方、フリーランスエンジニアの方は、ぜひフューチャーを選択肢の候補として検討していただきたいと思います。様々なキャリアを歩んでいる方がいるのでロールモデルが見つかるし、見つからなくても自分自身がロールモデルになればよいのです。自分の経験を活かしつつ、新たなチャレンジをしたい方に当社はオススメです。私が職場復帰した時に、新しい仲間が増えていることを楽しみにしています。

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