十人十色のキャリアパス。フューチャーでは自分らしいキャリアが歩める
こんにちは。現在は新卒採用チームの江口未紗です。「現在は」というのは、2023年10月まではITコンサルタントとして業務していたからです。「フューチャーで働いてる人って面白い!どうやって採用しているのか知りたい!」という興味のままに、現在は採用チームで仕事をしていますが、今後はコンサルタントに戻る予定の珍しい人種です。
フューチャーに入社してまもなく丸6年。本当に様々な業務に携わってきました。いわゆる“キャリア迷子”ともいえます。今回は「自分が何をしたいのか分からない」と感じている方に向けて、現在進行系!?でキャリア迷子な私が、自分の考えを主張したり、流れに身を任せたりしながらも、フューチャーで歩んできたキャリアとその中での成長をお伝えしたいと思います。
前途多難に歩んできた様々な道
社会人デビューはSIerの子会社。前職では関われる業種が少なく、所属の事業部からの異動もかなりハードルが高いものでした。仕事の幅を広げたいと感じていた私は、4年目で転職を決意しています。
フューチャー入社時には、「まずは開発経験をもっと積みたいです!」と言っていた私ですが、入社後アサインされた銀行プロジェクトにて早期にリーダーポジションを担うことになり、開発に注力をしているどころではなくなりました。
がむしゃらに頑張り、何とかリリースまでやり切った後、改めてキャリアを考える機会がありました。「自分は何をしたいんだろう?」。
もっと違う業界の仕事にチャレンジしてみたい。スキルとして、上流のフェーズを学んだ方がいいのでは?いやいや、もともとの想いである「開発のスキルをじっくり学ぶ」方がいいのでは…。
そんなたくさんの想いを抱き、キャリア迷子の完成です。いろいろな人に相談しつつ、自分の「やってみたい」という思いを大事に歩む道を選択してきました。
はじめはうまくいかずハチャメチャでした。提案フェーズにトライするも挫折。前工程フェーズで行う現行調査の仕方や、システム要件の理解の深め方へのスキル不足を感じて、その基礎スキルを磨こうと次のプロジェクトに参画するも、当時のランクに対して求められているものと磨きたいスキルがマッチせず、プロジェクト側と自身双方の期待値が合わずに苦しみました。
結局回りまわって、フューチャーで最初に関わった銀行プロジェクトの案件に参画します。入社当初の「開発をしたい」と言った想いに立ち返り、確実に叶えられるのは「その想いを知っている、銀行プロジェクトだ」と考えたのです。とうとう、開発フェーズのメンバーという立ち位置で携わることが叶いました。当時の社会人歴は既に7年目。キャリア的には中堅どころなのに、いちメンバーまで戻ってがつがつ開発の経験をしたいという要望にも応えてくれるフューチャーに度量の大きさを感じました。
わくわくする未来へ少しずつ辿り着く
プロジェクトの終わりが見えてきたころ、また次のキャリアのことを考える時期がやってきました。経験がある業界、知見があるフェーズのほうがスキルアップが早くできるのは当たり前です。しかし、飽きっぽく新しいことが好き。じっとしてられない。いろんなことに興味がある。本当は経験を活かして恩返しすべき銀行プロジェクトを旅立つことに決め、様々な話を聞くなかでビジネスコンサルティンググループ(以下ビジコン)に出会いました。
当時、ビジコンはグループ設立期でした。ビジコンはビジネス・業務・テクノロジーのノウハウや知見を凝縮する形で構成されたグループで、常に先頭に立ってプロジェクトの全体構想策定や推進支援を進めていく立場です。技術というベースは持ちながら、コンサルティングに強みを持った集団として顧客に価値訴求を行っていました。
分からないけど、面白そう。そんな思いが湧きあがり、過去のプロジェクトで一緒に働いていた先輩を通じてグループリーダーに話を聞きたいことを伝え、面談を行いました。
経験がないものの、興味があると伝えると「何事もやってみるといいよ!ぜひおいで!」と挑戦を快諾してもらい、新しい場所で新しい経験値を積めるチャンスをもらいました。ビジコンでは、顧客のIT部門支援、BPR、PMO、IT人材育成支援、プレグランドデザイン(構想策定前の検討フェーズ)等、幅広い業務があり、新たなチャレンジが続きました。
新しいチャレンジには失敗もつきもの
やってみたいことに飛び込むと、当然やったことがないこともでてきます。自分のスキル不足を実感したモノ、自分の特性とマッチしていないモノもありました。「自分から志願したものの、バリューを発揮できていない、悔しいし、申し訳ない…」と、そんな思いに至ったプロジェクトもありました。
反省はするが後悔はしない。もっとどうすればうまくやれたかを考える。
フューチャーには失敗を責める人はいません。その背景には「むしろどんどん失敗していけ、そこから成功の仕方を考えろ」というフューチャーの文化があります。
幸い、好き勝手やっている私を見捨てずにいてくれ、失敗してもフォローし、励ましてくれる仲間がいました。本当にフューチャーに入ってよかったと思える瞬間です。
フューチャーで感じる「グラデーションキャリアパス」
フューチャーには決められた「キャリアパス」は存在しません。各々が自身のキャリアを自由に考え、チャレンジを通して自ら歩きたい道を切り開いていく「グラデーションキャリアパス」という考え方が浸透しています。
一つの業界に注力して業務コンサルをおこなう人、技術に特化してテックリードしていく人などフューチャーで選べるキャリアは様々です。私のように色々なところを渡り歩き、何が合っているかを探しながら出来ることの幅を広げている人もいます。
「あなたはこうなりなさい」なんて言う上司はフューチャーにはいません。代わりに「あなたは何がしたいの?どうなりたいの?」と必ず問われます。
これはキャリアの事だけでなく、仕事についても考え方は同じです。自分がやりたい、こうだ!と思うことをしっかり主張して、しっかり全うする。悩んだ時には壁打ちをしてくれる環境がある。それが「フューチャー流」です。
自分らしいキャリアパスを築くには
「これがやりたい!」と一貫した主張ができるのは良いことです。しかし、
時には第三者の意見を受け入れてみたり、その時の流れに身を任せてみるのもいいのではと私は思います。それがきっかけで自分の中で新たな選択肢が出てくるからです。自分が意思をもってキャリアを歩んできたという話をしてきましたが、それだけではなく私自身も周囲の勧めで流れに身を任せた場面もありました。結果として自身の視野が広がり、キャリアの幅も広がったと感じます。
時には背伸びしつつ、時には等身大で、時には少し一息ついて、他人と比べず、過去の自分との成長を感じることが大事だと私は感じています。人生100年時代の中で、やりたいことはいつまでも一緒とは限らないし、我慢をして働く必要もありません。それを許容してくれるのがフューチャーだと感じています。「採用に興味がある!」と言った主張で、採用チームへの一時異動も許容してくれる会社です。フューチャーであれば未来は無限大。私は今後の自分に期待したい。皆様にも自分自身に期待をして、自分らしい人生・キャリアを歩んでいただきたいです。