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ROAD TO THE “ARCHITECT” 真にユーザーが望むシステムをつくる【インタビューアーカイブ】

お客様の未来価値を創出し続けるアーキテクトの姿を紹介します。

山岸 敬(YAMAGISHI  Takashi)
2007年キャリア入社

【転職理由】
大手百貨店のグループ子会社で基幹系システムの再構築などを経験。ユーザー部門と密に関わりながら要件定義ができていることは満足していたが、構築は主に外部のSIerが担当していたため、ベンダーマネジメントがメインの仕事。入社して2年半ほど経った頃には「自らの手で真にユーザーが望むシステムをつくりたい」「技術的なスキルを磨きたい」と転職を考えるようになる。すでにフューチャーに転職していた知り合いの紹介もあり強い興味を持っていたところに、親会社が統合した地方百貨店の先進的なシステムをつくりあげたのがフューチャーだと知る。その技術力を目の当たりにしたのが大きな決め手となった。

いま自分がリーダーをやるべきと立候補

山岸が初めにアサインされたのは、全国展開をしているボランタリーチェーンの基幹システム刷新プロジェクト。顧客はチェーンの本部機能を担うものの、加盟店の独立性を尊重し、あまり強制力を持っていないのが特徴だ。システムも共有利用はするものの使用は任意のため、地域ごとに様々なシステムやマスタが乱立。またベンダー依存度が高く拡張性に欠けるため、市場ニーズにスピーディーに対応できず、成長の大きな足かせとなっていた。

こうした状況を打破するため、顧客はフューチャーとタッグを組み、商品供給、物流、リテールサポートから加盟店までを含めた業務プロセスの最適化に着手。業務の中核をなす基幹システムについては、メインフレームを撤廃し、オープン系のテクノロジーで柔軟性の高いしくみを構築する決断をした。

入社して半年が過ぎ、仕事に慣れてきたころのことだ。所属していたチームのリーダーが変わることになった。他のチームからふさわしいメンバーをアサインしようと調整が進みかけたとき、山岸は手を挙げリーダーに立候補する。

「リーダーは仕様をきちんと理解している必要があります。ほかのチームのメンバーではキャッチアップに時間がかかり、その間は多少なりとも業務に支障が出るはず。入社して日が浅いかどうかではなく、プロジェクトにとって、いま自分がリーダーを引き受けるのがよいと考えました」

早々に実力が評価されていたこともあり、山岸は希望どおりチームリーダーを任された。

各地域には本部が把握していない独自仕様が数多く存在し、プロジェクトは一筋縄ではいかなかったが、メンバー一丸となって乗り切り、全国展開を無事成し遂げた。

この経験を通じ、前職とは一味違うカルチャーを強く認識したという。

「フューチャーは自ら手を挙げチャレンジすることをよしとする会社です。自分の考えや意見をきちんと述べ主張していくことで、次々とチャンスが与えられ成長できると感じました。また、『お客様のために何が何でも成功させる』とメンバー全員で取り組めたことが本当にうれしかった。同じ目的を持ち同じ方向を向いている頼もしい仲間の存在を心強く感じました」

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顧客の成功のためなら、ハードウェアもつくる

顧客との密な関係はその後も続く。山岸は継続案件でチームリーダー、プロジェクトリーダー、さらに顧客先に情報システム部課長として2年間出向するという実績を重ね、いまはプロジェクト全体の収益責任まで負っている。まさにプロジェクトとともに成長してきたといえる。

特に印象的な案件は、顧客にとって最重要施策だったOne to Oneマーケティングを実現したもの。お客様一人ひとりの購買履歴を管理・分析し、個別に特定商品の値引きや、ポイント設定を可能とするといった、“あなただけ”の販促を実現する革新的なプロジェクトだ。

システムの起点となるのはPOSデータ。だが国内ベンダーのPOSレジでは個人別の売価設定ができないとわかった。

「そこで白羽の矢が立ったのがイスラエルのPOSでした。これを日本の商習慣に合わせてカスタマイズしたのですが、本当に大変で。イスラエルの技術者は優秀でしたが保守運用の意識がなく、仕様は頭の中だと言う。まさにブラックボックス状態でした」

現地に行って仕様を詰め、さらに1000を超えるデータパターンを一つひとつ地道に検証して適用を実現した。

POS側は整った。あとは来店したお客様に“あなただけのお得商品”をどう知らせるかだ。個別のチラシを印刷したいが、加盟店は小さな店舗が多くプリンターを置くスペースはない。レストランで使われるキッチンプリンターも検討したが、印刷が遅く、将来的に画像を入れたいという要望も満たせない。既存の製品で対応できないのならば、自分たちで作ろうという結論に至ったという。高い技術力を持つフューチャーならではの考えだ。

「世の中になければハードウェアでもつくる、それがフューチャーです。秋葉原で部品を買ってきて、はんだごてを使っているメンバーの横で私がプログラミングをしていました」

このしくみは導入されるやいなや威力を発揮する。来客数、売上ともに大幅にアップしたのだ。

「自分が作り上げたシステムが実際に経営数値に貢献したことを目の当たりにし、“経営とITをデザインする”を実現したことを実感できた大きな経験でした」

山岸のチャレンジが、お客様の新たな未来を生み出した瞬間だった。

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<今後の目標・目指す姿>顧客とともに、新たな価値を創造する

難易度の高い案件に挑み続け、確かな成長を遂げた山岸は、仕事のやりがいを次のように話す。

「経営戦略を具現化し、お客様だけでなくその先にいる最終的なエンドユーザーに、つまり社会に貢献ができるのがこの仕事の醍醐味です。真のパートナーとして、お客様のビジネスのあるべき姿を考え抜き実現するというのは簡単なことではありません。しかし大変なことも、後から振り返ればそれはスパイスみたいなもの。すべての経験が自らの血肉になっていると実感しています。私が担当している小売業は人びとの生活基盤ですので、成果が身近に感じられるのがうれしいですし、自分の仕事が社会の未来につながっているのは幸せなことです。これからもお客様の未来価値の向上を実現し、社会に貢献していきたいと思います」

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本記事は2016年に実施した採用HPインタビューのアーカイブ記事です。


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