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INTERVIEW|責任もプレッシャーもやりがいに【インタビューアーカイブ】

秦 大智(HATA Daichi)
早稲田大学 創造理工学部 建築学科
2016年新卒入社

この環境で成長したい!

就職活動中は特定の業種に絞らず、いろいろな企業を見てまわった。

「将来働く場所を決めるためというより、世の中にどんな仕事があるのか、どんな人がそこで働いているのかを知りたいと思ったからです。活動を進めるうちに、いろいろな業種・業態の企業と関われる仕事を選びたいと感じるようになりました」

そうして秦はフューチャーに出会う。不思議な会社だな、というのが第一印象だった。

「社員数が1000人を超える企業であるにも関わらず、ベンチャー企業のような文化を持ち続けているのが面白い。会社説明会も他社とはまったく違いました。通常は会社の概要や特長、事業の可能性など“会社”を主語とした説明ですが、フューチャーでは先輩社員が『私はこんな仕事をして、それが業界を大きく変えた!』『今後はこういう仕事をして新しい価値を生み出したい!』など、 “自分”を主語において成果や目標、志について話していて、もっとフューチャーを知りたいと興味が湧きました」

面接も独特だった。

「就職活動をしていると、よくある面接のパターンに慣れていき、いかにうまく受け答えするかという作業に走りがちです。しかしフューチャーの面接は違いました。典型的な質問を一方的にされるのではなく、会社に伝えたいことを表現できる場でした。私が今後何をしたいかを話したら、その実現に向けてどうしたらいいかを真剣に考えてくれて、まだ入社もしていない就活生にこんなに真摯に対応してくれるんだと驚きました」

秦は多くの社員と会い交流を深めるなかで、この独自の文化と環境に魅了され、ここで大きく成長したいという思いが強まり、フューチャーを選択した。

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自分の担当には絶対の責任を持つ

研修後は地方銀行のプロジェクトに配属され、基幹システムのひとつである融資支援システムを担当することになった。

「地方銀行は生き残りをかけて厳しい状況にありますが、なかでも利益率の改善は大きな課題です。このプロジェクトでは、融資支援業務に関わる膨大な事務作業の時間を圧縮し、利益を生み出す営業活動に充てようという戦略を実現することになりました。システムが稼働すれば既存の工数を圧倒的に削減できる想定です」

銀行独自の専門用語が飛び交うミーティングはまるで異世界だった。“融資業務”と一言で言っても様々な工程や手続きがあり、全容の把握にも四苦八苦。金融業界独特のビジネスルールやしきたりも理解しなければならない。とにかく、右も左もわからなかった。

「本当に必死でした。無我夢中すぎてちょっと記憶が薄い時期もあるほどです(笑) でも忙しく動き回っているほうが好きなので、つらいとは感じなかったですね」

無事にシステムをリリースしホッと一息ついたのもつかの間、チーム体制が変わり、担当範囲がぐんと広がった。自分はもとより、フューチャーの担当ではなかった箇所のトラブルにも直面した。しかし、自分が担当している部分については自分が絶対の責任を持つ、という意識で対応にあたった。

「新人だから、担当していなかったから、という言い訳は通用しません。責任もプレッシャーも格段に増えました。しかし、自分で考えて判断し思い切って実行できるのは大きなやりがいですし、新しい知識や経験をインプットし、お客様にとって価値のあるアウトプットとして積み重ねていくのは刺激的で、とても充実した日々でした」

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大きな目標に一歩一歩進んでいく

プロフェッショナルとして何が何でも成果を出すという秦の強い使命感は、確かな信頼を生んだ。

「ある日お客様から、融資支援システムの担当者として他システムの打ち合わせに同席してほしいという依頼をいただきました。そのとき自分の仕事が認められていると実感しました。これまで積み重ねてきた努力は決して無駄ではなかった、きちんと成長できていたんだと感じられたことは大きな喜びでした」

現在は、融資業務のさらなる効率化を目指し、新機能の導入に向けて提案活動も行っている。

「20代のうちにプロジェクトリーダーになり、お客様のトップマネジメント層と仕事をしたいと思っています。技術や業務、チームマネジメントやお客様との交渉など、学ぶべきこと、経験すべきことは多く、道のりはまだまだ長いのですが、この新規案件の提案が有意義な第一歩になると考えています。提案から設計、開発、稼働まで、すべての過程をリードする経験ができるのは大きなチャンスです。この提案を実現させて、お客様はもちろん、業界全体に対しても貢献できるようなコンサルタントに成長していきたいと思います」

学生へのメッセージ

どんな分野においても、頂点を極める人は成長にとことん貪欲で、絶えず大きな壁に挑み続けています。誰しも未知の世界は怖く、失敗するリスクを恐れて逃げたくなります。でも失敗してもいいのではないでしょうか。進んでみてダメになったら違う道を探せばいいのです。何事もまずは挑戦しなければ始まりません。挑戦し続けるうちにできることは増えていきますし、成功も失敗もすべては自分の糧になります。ぜひフューチャーというユニークな場で、ともにチャレンジを続け、切磋琢磨できればと思います。

本記事は2017年に実施した採用HPインタビューのアーカイブ記事です。


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