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2年ぶりの復活! LT大会「Future Tech Summer」を開催しました

こんにちは!TIGの菅原拓也です。

2017年に新卒でフューチャーに入社しました。学生時代はスピーチ競技をやっており、休日も大会の動画やTEDを見て過ごしていたプレゼン好き人間で、LT大会も大好きです。

少し前にはなりますが、LT大会を約2年ぶりに開催しましたので、本記事ではその様子をお届けしようと思います。

LT大会とは?
Lightning Talkの略で、電光石火のように短い時間で矢継ぎ早にプレゼンが行われるイベントです。通常、ネタ的には技術ネタが多いですが、中にはマイホームの建て方など、全く関係ないネタも歓迎されたりします(笑)

フューチャーではこれまでもLT大会を何度も開催してきましたが、今回は記念すべき10回目!。前回がリクルートさんと共同で開催した約2年前だったので、時の流れの早さに驚きますね。まさに電光石火です。
※前回の様子が気になる方はぜひこちらのテックブログをご覧ください!


1.開催の経緯

LT大会は、個人的な活動の発表の場としてはもちろん、社内交流が活発になり楽しさを味わえるイベントです。普段は仕事で接点のない人の活動を聞いて刺激を受けると、思わぬアイデアがわいたりもします。そんな場を作りたいと思い、今回の開催に至りました。

そもそもなぜ私が2年ぶりにLT大会を復活させようと思ったのか、その経緯についてお話します。私が入社する前の2016年。フューチャー発のOSSである「Vuls」がGithubで世界1位のスター数をとりました。「コンサルティング会社がOSS技術で1位をとるって、どういう会社でどんな人が作ったんだ!?」と、かなり驚いた記憶があります。就活でお世話になっていたフューチャー社員の方に話を聞くと、開発者の神戸さんは自宅に3か月間こもって一人でVulsを作り上げたとのこと。「発明はとんでもないアイデアから生まれるのではなく、困っていることから生まれる」という話を神戸さんがされていたということを聞いて、サービス化まで実現し、世の中に広める努力をされているのもカッコいいなと思いました。

いつか自分もそんなアイデアを社会に還元できるエンジニアになりたいと思いながら仕事に取り組んでいますが、仕事をすればするほど、アイデアを見つけ、実現し、広めるという3点はそれぞれ大変なものだと実感しています。

そこで、新規アイデアを実現したいと思っている人に時間と予算を提供し、実現と広めるところまでサポートできる枠組みが作れないかと考え、昨年末に「Starlight Project」というピッチコンテストを企画しました。全社員から社内改善アイデアやビジネスアイデアを募り、投票で1位を獲得した人に予算をつけて実現しようぜ!という趣旨のイベントです。
 
年末の全社イベントの中で開催した「Starlight Project」は非常に盛り上がり、「面白かった」「また開催してほしい」という声が多数ありました。私としてもまたやりたい気持ちがありましたが、予算を付けて活動を支援する以上おいそれとできるものでもありませんでした。個人が気軽に発表する場があること自体も楽しめる肝の部分であったため、継続開催を検討する中で、「Starlight-LT部」として長らく休眠状態にあったLT大会を復活させることを決意しました。

2.今回のLT大会のテーマと概要

LT大会はネタが自由になると、話として面白いものに人気が偏りがちです。(それはそれで示唆に富んでますが。)今回は、中身で勝負!ということで、夏にちなんだものを含む3つのテーマを設定しました。

【3つのテーマ】
 ①夏といえば肝試し!ヒヤッとするこわーい話
 ②なんでもOK!夏休みの自由研究ネタ!
 ③どう変わった?コロナ状況下・リモートワーク環境ネタ!
【開催概要】
 タイトル:LT大会#10 Future Tech Summer!
 日時:8月28日(金)19:30~21:00
 形式:zoomウェビナー
 登壇者:8名
 視聴者:約150名(社員、21卒内定者、22卒インターン生、22卒エントリー者)

3.当日の様子

発表資料はこちらの技術ブログに掲載しています。良かったらぜひご覧ください。

・オープニングトーク:宮原 洋祐さん

LT大会_宮原さん

オープニングトークはVPoE(=技術系のマネジメント責任者)の宮原さん。実は当日に登壇をお願いしたのですが、なんと3つのテーマ全てを絡めて発表いただきました。当社の人事システムから取得した実際の稼働データの分析結果をプレゼン。当社名をググったときの「フューチャーアーキテクト 激務」っていうサジェストは確かに怖いですよね(笑) でも宮原さんの分析結果から、定量的に労働時間が減っていること、コロナ禍を受けても仕事のバリエーションが偏ったりしていないことがわかったのは、社員にとっても学生にとっても良い話でしたね。

当日は8人の方の発表があったのですが、その中でも特に私が印象に残った3人の発表についてお伝えします。

・本当は怖いAI案件:塚本 祥太さん

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SAIG塚本さんの本当にあった怖い話は、稲川淳二さん風の語り部スタイル。顔の下から蝋燭の光をあてていてビジュアルからインパクト大でした。バーチャル背景も蝋燭で、本当に百物語をしているようで引き込まれました。内容としてはAI案件ならではの苦労ポイントではあったのですが、「美しい女」「消えない手作業」などタイトルからセンス抜群の話が盛りだくさんでした。運営側としては本当に話して大丈夫だったんだろうか?という点が怖かったです。(内容は怖くて載せられないのでご想像にお任せします。笑)

・在宅だからこそ据え置きキーボードにこだわろう!:平本 和駿さん

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自作キーボードの発表をしてくれたのは、今年に4月に入社したばかりの平本さん。腹筋を割る話から、割れるキーボードの話につなげるとは思いませんでしたね。若干宗教論争的なところもあるネタなので、チャット欄も盛り上がっていました。キットを買えば作れるのなら、たまにはSplitキーボードを試してみてもいいかなと私も思いました。チャットの中で「マツコの知らない世界のキーボードの回、平本さんが出演すべきだったのでは、って思うくらいすごいトークだった」とのコメントには思わず納得でした。

・1日4分でできるHIITバーピーのすすめ:藤 大地さん

LT大会_ばーぴー

入社4年目で私と同期の藤さんはフルで筋トレネタ。論文から持ってきたエビデンスもよろしく、ひたすら筋トレの話でした。HIITバーピーをするとミトコンドリアが増えるらしいです。チャット内では「ちょうどミトコンドリア増やしたかったんですよねー」「やはり筋肉,筋肉はすべてを解決する……!」など、好評でしたが、、、何の会社ですかね?

LT大会_集合写真_mosaic

最後に登壇者と運営チームで笑顔の記念撮影

4.やってみての感想

楽しかったです。チャットでの書き込みが活発でかなり盛り上がりました。全社イベントでチャットに書き込むのはハードルが高いかなと思っていましたが、そんなこともなかったようです。ワイワイと楽しめるイベントがあるのはいいですね。

塚本さんの本当にあった怖い話がリアルな案件も聞けて面白かったので、テーマを3つも設けなくても怖い話シリーズのテーマだけでも盛り上がるのではないかなと思いました。実際に作ってみた系の発表はなかなかマニアックなものもあったかと思いますが、技術を楽しむ心と、手を動かすマインドはやはり大事にしていきたいと改めて思ったので、このテーマも単独でやってみたいです。

運営面では、オンラインで見ていると特に尺が長いと飽きやすいので、原則1人の持ち時間は5分として、テンポよく進めていくことを重視しました。Q&Aタイムは2分ほどで想定してタイムラインを組み、全90分のイベントとして、19時半始まりで21時までには終わる設計にしたのですが、時間も配分もちょうどよかったようで、開催後のアンケートは好評でした。反省点としては、自分自身がプレゼンに見入ってしまってQ&Aをなかなか書き込めなかった点や、登壇者と登壇者の間の場つなぎはもう少し気の利いたコメントを伝えられたらよかったなど多々ありましたので、次回に向けて改善していきたいと思います。これは反省ではありませんが、金曜の夜開催だったので、最初に乾杯の時間をとってもよかったですね。

5.あとがきと次回開催告知

人のプレゼンを聞く醍醐味は、自分と違うバックグラウンドを持つ人のアイデアに気づけることだと思っています。自分と違う意見こそ、考えるきっかけやヒントを与えてくれます。聞き手にもそういった楽しみがありますし、発表する側も、直接質疑応答や感想といった形でフィードバックが得られ、学ぶことができます。リモートワークで交流が減りがちな中でも、そういった楽しみを増やして考えるきっかけを作っていくのは大事だなと、今回LT大会を実施してみて改めて感じました。総じて開催してよかったと思っています。 

LT大会冬版

次回は、2021年2月にFuture Tech Winter!と題したLT大会を開催予定です。冬なので、今のところ””あったまる話””がテーマの予定です。お楽しみに!


す_菅原


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