Webによる初開催!!2019年度個人プレゼン決勝戦の様子をお伝えします
みなさん、はじめまして!採用チームでキャリア採用のリーダーをしている、余越(よこし)と申します。私は2014年8月にフューチャーに入社し一貫してキャリア採用をメインに担当してきました。フューチャーに転職を決めた理由はたくさんありますが、そのうちの一つが「オープン」というカルチャーに魅かれたからです。
本日は、「オープン」の象徴である『個人プレゼン決勝戦』についてお伝えしたいと思います。
===
1.個人プレゼンってなに?
まず最初に『個人プレゼン』についてお伝えします。
フューチャーの評価制度は、社員全員が1年間の自分自身の成果について一人ずつプレゼンテーションを行います。スケジュールや資料は全社員に公開され、だれでも自由に視聴でき、またプレゼンに対してコメントすることも可能です。これをフューチャーでは『個人プレゼン』と呼ぶのですが、その中でも特に素晴らしい成果をあげた人たちが全社員の中から10人程度選ばれ、全社員の前で発表する機会を与えられます。これが『個人プレゼン決勝戦』です。
2.今年は新型コロナウイルスの影響で、、、
毎年個人プレゼンの決勝戦は、3月~4月頃に都内の会場を借りて全社員(約1000名)が集まって行うのですが、今年は急遽Webに切り替え開催することが決まりました。オンラインでの開催は創業以来初めてで、どんな感じになるのか全く見当もつきませんでした。
当日の朝9時前、zoomのウェビナーに入ると、昨年の個人プレゼンの決勝戦で優勝し、司会進行役である2017年入社の勝村さんが画面いっぱいに(笑)。
個人プレゼン決勝戦の司会進行は、前年度の優勝の勝村さん
まずは当日の流れと投票方法の説明です。今回は、zoomにある投票機能を使い、各自のプレゼンが終わったタイミングで10点満点で点数を入れるという、いわゆるM-1 方式です。
投票の練習後、社長の神宮さんから「今のこのストレスフルな状況を吹っ飛ばせるようなプレゼンを期待しています」というコメントと共に開会宣言がありプレゼンがスタートしました。
社長の神宮さんも自宅から視聴。開会宣言の様子
3.プレゼン内容を少しずつご紹介
全てのプレゼンの内容についてきちんとお伝えしたい気持ちはやまやまですが、あまりにも長編となってしまうので、プレゼン後にあった金丸と神宮からのコメント、ファイナリストたちのコメントを中心に少しずつご紹介したいと思います。
①2013年新卒入社_堀川さん
堀川さんは、フューチャーでも約10年お付き合いのある某化粧品メーカーのプロジェクトリーダーとして成果を報告しました。昨年1年間で多くの紆余曲折を経ていたということを、BPY※で聞いて知ってはいたものの、改めてその苦労を感じることができ、神宮さんからも「正しいことを追求するという信念が結果につながったんだと思う」という評価がありました。また、堀川さんにプレゼン後の感想を聞いたところ「初のリモート開催での先頭バッターということで多少緊張がありましたが、社員の皆様にしっかりと想いを伝えられたと思っています。」とのこと。全く緊張は感じませんでしたが 確かに堀川さんの想いが存分に伝わるプレゼンでした。
※BPYは「その年に最もフューチャーらしい活躍をしたプロジェクトを称えよう」というイベントで、全社員の投票で優勝プロジェクトを選びます。
プレゼンの始まりはまずは自己紹介。フューチャーと同い年の堀川さん
②2018年新卒入社_宇野さん
フューチャーでも最も長いお付き合いを誇る物流プロジェクト在籍。当時2年目という若さながら、フレームワーク領域の20数億のプロジェクトの主担当として活躍。金丸さんからの「文系でIT未経験で入社をしても、努力をすれば技術チームの一角を担うことができるということを新人にも伝えてもらったことが大きかった」というコメントに、きっと文系出身の新入社員たちも大きくうなずいていたのではないかと思います。そして余談ですが、2年目とは思えない資料の美しさに驚きました。宇野さんからは「3位で自分の名前が呼ばれたときは、驚きすぎてミュート解除に戸惑ってしまいました(苦笑)。昨年度が一段落した安心感と、昨年度に負けない今年度の成果への決意と一種の不安も感じています。」ともらっています。
宇野さんのフューチャーの入社動機。とにかくすべてのスライドがキレイでした
③2012年新卒入社_山上さん
Webによる聞き手を意識したプレゼンに感動。BGMを流し、時間制限のある中でQ&Aにきた質問に答える時間をとるなど、視聴者を置いてけぼりにしない手法はさすが9年目の貫禄と言った感じでしょうか。フューチャーの中ではまだ新しいメディア業界向けのプロジェクトではありますが、BPYでは、昨年は2位、それまでは2年連続優勝を果たしたこともあり、社内ではすっかり名物プロジェクトになりました。その立役者として山上さんの活躍があったということを存分に感じられるプレゼンでした。山上さんからは「優勝を狙っていたのですが、他の皆さんのプレゼンを見ていて上位は難しいなと思っていました。3位発表で呼ばれなかった時点で入賞は難しいと思ったので、2位発表で呼ばれたときは驚きました。」とのこと。おめでとうございます!
蝶ネクタイで気合十分の山上さん
④2018年新卒入社_篠田さん
篠田さんは、昨年度を代表する大規模流通プロジェクトに在籍。プレゼン後の感想としては「周囲の方々に助けられプレゼンの場に出られたと思いますので、これからは、少しでも周りの力になれるようになります。」とかなり謙虚でしたが 、開発リーダーをこなしながら、プロジェクト全体の生産性向上を意識した貢献は、神宮さんからの「お客様のところに入り込み、リーダーとして全体をフォローしていく姿は2年目とは思えない活躍でした」とのお話のとおり、誰もが驚いたのではないかと思います。
篠田さんの実践したFutureWay※
※FutureWayとは、フューチャーの誕生から今日までの成長の基となったフューチャーの遺伝子・思考形態・行動様式・知恵の総称として社員全員に浸透している、いわゆるフューチャーの社訓のようなもの。
⑤2018年新卒入社_佐藤さん
多くの技術要素を求められるアパレル業界のプロジェクトに所属。全領域がすべてモダンな技術要素で、とにかく毎日学びながら実践していくというスタンスは、プレゼンの中でもあった通りまさにFutureWayの「理論と実践の繰り返し」の体現。また業務外の時間での学習は「使って楽しいと思える武器」を見つける時間というスタンスにも敬服しました。佐藤さんからは「プレゼン後に多くの方からうれしいお言葉をいただきました。今後も、技術を楽しみながら頑張っていこうと思います。」とのこと。周りからの反響ももらえるのは決勝戦に出場した醍醐味ですね。
佐藤さんの1年を表すスライド
⑥2016年新卒入社_新田さん
昨年フューチャーの中で飛び切りハードだったプロジェクトを陰で支えていたヒーローの一人であることを知りました。金丸さん、神宮さんからも「大変なプロジェクトを諦めずに支えてくれてありがとう」という感謝のコメントがあったのですが、プレゼン後の「ストレスをどのように解消していましたか?」という質問に対しては、「プレッシャーブルな環境が好き。そういう時のほうがテンションが上がる」と笑顔で回答する新田さんは、フューチャーが求めている「奇人・変人」にあたると感じました(笑)。終わってみて新田さんからは「学びや反省を未来に着実に生かしていかなければならない、そう感じました。」とコメントをもらっています。
何が起こったのかドキドキする新田さんの最初のスライド
⑦2007年キャリア入社_北村さん
昨年1年、色々なプロジェクトにヘルプとして参画していた北村さん。ヘルプというと一見与えられたタスクをこなすだけのような印象を持ちがちですが、「ヘルプだからという気持ちは捨て、踏み込める限り踏み込む」「現状を受け入れて、最善の解決策を考える」というスタンスは多くの社員の心に響いたのではないかと思いました。神宮さんからも「フューチャーのリーダーとしてこれからもっと周りを引っ張っていってほしい」という賛辞もありました。北村さんからは「日々の業務を通して顧客の信頼獲得・フューチャーの価値向上を推進し、クライアント並びにプロジェクトメンバー・会社に対して貢献していきたいと思います。」という、リーダーとしてなんとも頼もしい言葉がありました。
北村さんの実践したFutureWay
⑧2016年新卒入社_中川さん
入社以来一貫して銀行プロジェクトに所属。昨年は新卒入社3年目にして初のグランドデザインにチャレンジし、倍以上に年齢が離れた役員陣への提案やプロジェクトのリーディングを行ってきたとのこと。「相手が何を考えているのかということを相手より考える」という思いは、私自身にも大きく響くものでした。また、チャットの応援コメントには「この1年間で本当に成長した」というものが数多く寄せられ、自他ともに認める飛躍の年だったようです。中川さんからも「終わってホッとした気持ちの中での3位だったので、今までにない嬉しくも安堵もあり緊張もある感じでした。周りからもたくさん連絡いただけて、一層頑張りたいと素直に思いました!」という意気込みがありました。
3位の喜びのコメントを伝える中川さん
➈2008年キャリア入社_関口さん
2018年にはじまった小売プロジェクトに所属。フューチャーの強みの一つである、経営・業務・ITの三位一体をまさに体現されている内容に感動した人も多かったのではないかと思います。金丸さんからは「決して易しくないプロジェクトにおいて、経営陣をリードし、今後フューチャーの中でも期待の持てる大きなプロジェクトとして成長させてくれた」という賛辞もあり、若手のファイナリストが多い中、ベテランの貫禄を見せつけられた瞬間でした。関口さんも「引き続きクライアントの企業価値向上のために精進し、メンバーの方の三位一体の改革の体現を支援していきたいと思います。」と話していました。
フューチャーの強みである三位一体を体現した関口さん
➉2014年新卒入社_岡野さん
入社以来一貫してコンビニ業界のプロジェクトに所属。その中で昨年は消費税案件のプロジェクトリーダーに自ら手を挙げてチャレンジ。10月1日絶対稼働という、当時5年目の岡野さんがかなり責任の大きなプロジェクトのリーダーを担当していたということを知り驚きました。神宮さんは、稼働直後すぐにそのコンビニにに行くほど気にかけていたそうです。岡野さんからもらったコメントでは「自分自身も全力で駆け抜けてきましたが、プロジェクトリーダー1年生としてメンバーの成長・貢献に支えられた1年だったとプレゼンを通じてより実感しました。」という部分が印象的でした。
消費税対応と一口で言ってもこんなに多くの対応を検討する必要が
⑪2018年新卒入社_中本さん
社員にとってはまだ記憶に新しい、2019年のBPYで優勝した公共プロジェクトに所属。その中で多くの困難な出来事やクライアントなどからの無茶ぶりをすべてポジティブに捉えパイオニア精神で乗り切ってきた中本さん。「明るい未来(プロジェクトの成功)を想像することがモチベーションにつながる」というスタンスは、誰もが見習いたいと感じるものであったと思います。中本さんからは「大トリとして全力でプレゼンを駆け抜け、放心状態で迎えた結果発表で私の名前が呼ばれたときは、驚きと嬉しさで5cmくらい座りながら飛び上がりました。表彰していただけたことで、次なるステップアップへの意欲が掻き立てられました。」と喜びのコメントをもらっています。
優勝の喜びのコメントを伝える中本さん。少し緊張気味
ということで、文中で既にネタバレしてしまいましたが、結果は
1位:中本さん
2位:山上さん
3位:宇野さん、中川さん
でした。おめでとうございます!!!!
全てのプレゼント表彰が終わった後に金丸さんから「みなさん共通して言えるのは、どんな場面においても、自主的・自発的でしかも逃げずに困難を受け止め、自らの創意工夫をもとに、自分を信じて仲間を信じて進めてきたということではないかと思います」というコメントがありました。
まさに個人プレゼン決勝戦は、フューチャー社員のあるべき姿がつまった時間であるということを改めて感じました。
金丸さんもレアな私服姿で自宅から応援
4.Webでの個人プレゼンに参加して感じたこと
社員全員が参加したWebによる個人プレゼン決勝戦。今回は止む無しの状況からのWeb開催でしたが、今の状況が落ち着いてからもWebのメリットを活かしたイベントは続けていくのもいいのではないかと感じました。気付けばあっという間に過ぎていた4時間。当初はWebでの開催にちょっと不安も感じていましたが、終わってみればいつもと同様、もしかするといつも以上の満足感。
臨場感もたっぷりで、拍手の音がないことだけが少し寂しく感じはしましたが、資料は例年よりも近くで見ることができ、よりファイナリストたちの思いを感じられたような気がします。
おまけ:運営側である司会の勝村さんの様子。ホワイトボードには段取りの文字がびっしり
最後に、、、個人プレゼン決勝戦を通して、改めて「フューチャーのオープンなカルチャー」を感じられる時間となりました。
更に、11名のファイナリストの人たちからは、「フューチャーで働く面白さ、やりがい」を教えてもらいました。
改めて、おめでとうございます!!
本文中に出てきたBPYについては以下の記事もご覧ください!