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新人研修での「挫折」と「成長」。入社1年目の私が挑戦してきたこと

今回は、苦戦しながらも約5か月かけて卒業した新人研修での挫折や奮闘、そしてこれまで挑戦してきたことについてお話しします。

この記事を通して、就活生の皆さんが「フューチャーに入社したい」「フューチャーで活躍したい」という気持ちになってもらえると嬉しいです!


1.フューチャーに入社を決めた理由

こんにちは!2022年4月新卒入社の稲垣千尋です!私は、大学では化学と生命科学を専攻しており、就活が始まるまで、IT企業でバリバリ働きたいと考えていたわけではありません。IT業界に興味を持ったきっかけはコロナ禍での生活の変化です。バイト先の飲食店がモバイルオーダーを導入したり、大学の授業もオンラインで受けられるようになったりと、ITによって生活が効率よく便利になっていることに気が付き、ITで社会全体をより良くしていく仕事がしたいと考えるようになりました。

また、「若いうちからチームを引っ張っていきたい」「自分の近くにいる人たちが働きやすい環境をつくりたい」という思いがありました。大学の学園祭実行委員長をしていた時には、「どうやったらメンバーが活動しやすい環境がつくれるのか」ということを常に考えており、チーム活動における環境づくりにとてもやりがいを感じていました。社会人になっても、働きやすい環境づくりに貢献でき、年齢関係なく自らチャンスを掴める環境で働きたいと思っていました。

就活を進める中で、食パンの製造に係る需要予測のシステムを開発したプロジェクト事例に興味を持ち調べたところ、フューチャーが手がけたものであることを知りました。さらに採用ホームページで「手を挙げれば、挑戦の機会はそこにある」という経営者メッセージを読み、「ここなら若いうちから活躍できそうだ」と感じ、フューチャーに興味を持ち始めました。その後イベントにも参加し、新卒入社した2、3年目の先輩が手を挙げてリーダーに挑戦している話を聞き、若いうちからチャレンジできる環境が整っていると分かりました。

「顧客のニーズに基づいた提案ができる、高いIT技術力を持つコンサルタントになりたい」ーーフューチャーはそんな自分を目指せる会社だと確信し、入社を決めました。

2.新人研修での挫折

新人研修が始まり、まず新人への期待値が高いことに驚きました。フューチャーの新人は新人扱いされません。入社してすぐITコンサルタントとして高いレベルの品質、生産性のあるアウトプットが求められます。

メインとも言えるITカリキュラムも例外ではありません。入社1週間後くらいから始まるもので、入社前のIT経験の有無に関係なく、アルゴリズム・Java・DB(SQL)・Webと進み、それぞれ1~2週間でキャッチアップし、テストに合格する必要があります。JavaとSQLでは実装のテストに加え、ツールに触れず頭で処理を考えて自身の言葉で説明する「口頭試問」がセットであります。口頭試問はプログラムの実装のようにエラーを見つけて適宜修正できないため、原理原則を理解して頭で実装が描けるようにならないと合格することができません。

最初は同期88人全員が同じくらいの進み具合でしたが、私は1か月を過ぎたあたりからJavaのテストに苦戦するようになり、同期と進捗の差が開いていきました。週2回のペースで実施されるテストは結果が同期全員に見える状況で、毎回のテストで緊張し焦りが強くなり、ますますテストに合格できずにいました。どんどん同期に置いていかれる感覚を覚え、「目の前のテストに合格して早く新人研修を卒業しなければ」という感情に支配されていきました。

入社前は「いろいろなことに興味をもって挑戦するぞ!」と意気込んでいたのに、実際は新人研修を進めることで精一杯になっていました。

3.研修サポーターからの助言と取り組む姿勢の変化

キャッチアップの仕方が分からなくなってしまった私は、先輩社員である研修サポーターに何度も相談しました。 その中で、当時私がとっていたキャッチアップ方法を伝えたところ、研修サポーターから以下の言葉をかけられました。

「研修では同じような躓きがあった時にスムーズに突破できる力を身に付けてほしい。キャッチアップにはインプットとアウトプットを必ずセットで実施する。それが重要なキーになるんだよ」

その助言で、私はアウトプットの量が圧倒的に少ないことに気が付きました。その時の私は、指定の参考書を読み込み、過去に出たテストを解きなおすなどのインプットばかりをして「理解したつもり」になっていました。短期記憶しているだけで、定着ができていなかったのです。そのため、アウトプットの量を増やすべく研修の取り組み方を変えました。

研修では役員による講義やビジネスマナー、チームワーク実習などの全員参加のカリキュラム以外は各々の自習時間です。その時間をどのように活用するかは自分たち自身で考え、選択し、実行します。1人で勉強しても良いし、同期と相談しながら理解を深めることもできます。

私の場合は、各自の進捗共有や不明点を解消するための「朝会」を活用し、本を読んでも理解できなかった部分を朝会で質問し回答をもらう形のインプットに変えました。加えて朝会以外の場でも、学んだことを自分の言葉で説明する機会を増やすとともに、自分で調べた用語集も作成することでさまざまな形でアウトプットを試しました。

インプットとアウトプットを繰り返し行うことで、研修を突破するための学習ではなく、研修卒業後も実践できる自分なりのキャッチアップ方法を確立することができました。またアウトプットに取り組む過程でより多くの同期と話すようになり、ランチや懇親会に行く機会も増え、気軽に相談できる環境ができ、さらにアウトプット量も増えるという好循環が生まれ、先輩社員や同期のサポートのもと研修を乗り越えることができました。

4.プロジェクト業務外での挑戦

私の研修は、自身の進捗に必死でしたが、同期の中には研修全体をより良くする事を目的とした「タスクフォース」を立ち上げ活動する人もいました。(ITタスクフォース、夕会タスクフォースetc.)研修中の私は、自分以外へ貢献できていなかったため、研修卒業後は周囲に貢献したいと思っていました。

フューチャーでは配属されるプロジェクトでの本業務以外に「ミラ活(未来活動)」という、経営課題の解決を担うタスクフォースや全社イベントの運営などプロジェクト以外の業務活動を通して全社貢献できる取り組みがあります。

私は「周囲への貢献」を実現するために、全社イベントを通してフューチャーを盛り上げていきたいと思い、新人研修を卒業してすぐに「ECHO」という有志団体に所属しました。ECHOとは、「エンジョイビジネスをリードする」という活動方針のもと全社的なチャレンジを続ける組織です。毎月実施される全社員参加の朝会や新人歓迎会などの企画運営に携わり、所属メンバーと一緒に「社員につながりを生み出しビジネスをより楽しむ環境をつくる活動」をしています。

人前で話す時に緊張してしまう私でしたが、全社員が視聴する朝会の司会やBPY(※)の登壇者に手を挙げて挑戦し、プレゼンや会議などで緊張する場面が減りました。また、新人歓迎会の企画に際しては、会長の金丸さん向けのプレゼンにも挑戦しました。金丸さんの会社に対する思いを聞き直接意見交換できるなど、貴重な経験ができました。

入社1年目にも関わらずこのような経験ができたのはフューチャーの良さだと思います。入社前に聞いた「手を挙げれば、挑戦の機会はそこにある」のは本当だと実感しています。

※BPYとは「Best Project of the Year」の略称。下記2点を目的に、1997年からスタートした全社イベント。
①1年でもっとも優秀なプロジェクトを全社で選びその努力と栄誉をたたえること
➁フューチャーのプロジェクトの進め方、業務の取り組み方について、他のプロジェクトの事例を通じて体感し共有すること


2023年4月の新人歓迎会ではBBQを実施!(ECHOのメンバーと)
2023年12月開催のBPYにて登壇!(写真右)

5.Let's Enjoy Business!

入社して2年、未知の業務のキャッチアップ、業務外での活動などさまざまなことに興味を持ち挑戦してきました。

入社2年目でサブリーダーを任せてもらい、入社前に考えていた「若いうちからチームを引っ張っていきたい」という目標を少しずつ達成できています。ITスキルに関してはまだ日々苦戦中ですが、分からないことや困ったことがあれば先輩社員がいつでも相談に乗ってくれます。興味のあることに果敢に「挑戦」できているのは先輩社員のサポートがしっかりしているからだと感じています。

この記事を読んでフューチャーとマッチしていると感じた方は、フューチャーへの入社を前向きにご検討ください。「奮闘」と「挑戦」をしながら楽しく働ける環境が待っています!

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