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金丸さんと話そう!社員と家族、会社をつなぐ Future Family Hour on the web

はじめまして。グループコミュニケーション室 石井祥恵(いしいよしえ)です。フューチャーのCSR事業「フューチャー イノベーション フォーラム(FIF)」にて運営を担当しています。

フューチャーでは働き方に関する様々なタスクフォースがあり、緊急事態宣言の発令以降、リモートワーク、U・Iターンなど感染防止やそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方の選択肢が増えています。ワークスタイルの多様性は「プロフェッショナルとしてきっちり成果を出す」、そして「社員だけではなく家族も大切にする」というトップの考えがフューチャーのカルチャーとして根付いているからだと私は思っています!

現在は社内イベントもオンラインにシフトし、社員のご家族と会社をつなぐ取組みも多くなされています。そのなかでも、今回は5月末に開催した「Future Family Hour(通称FFH)」について紹介します。

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フューチャーの創業者である会長兼社長の金丸さんが社員のお子さんたちからの質問に回答しながらコミュニケーションをはかるこの企画は、リモートワークによって増えた「家族との時間」を大切にしてほしい!子どもたちにお父さんやお母さんの仕事や働いている会社をもっと身近に感じてもらいたい!という想いから社内有志が企画したフューチャーファミリーによるフューチャーファミリーのためのフューチャーファミリーイベントです!!

子どもたちへのメッセージ 面白い!を自ら見つけ、日々の気づきを大切に

金丸:自分の子ども時代を振り返ると、中学生以降はこのままだととんでもない大人になるんじゃないかと先生たちから心配されていました。しかし、本だけはよく読んでいました。

皆さんは本を読んでいますか?誰かに押し付けられるのではなく自分で選んだものを読んで、ぜひ面白い!と思えるものを見つけて欲しいです。

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私は小学2年生の時に「太閤記」を読んで豊臣秀吉が好きになり、戦国大名の戦や生い立ちにのめり込みました。他にも「ファーブル昆虫記」で昆虫博士になりたいなと思ったり、「キュリー夫人」で化学の世界を知ったり、黄熱病に人生を捧げた野口英世や神学者でありながら医師としてノーベル平和賞も受賞したアルベルト・シュバイツァーなど偉人伝が大好きでした。

小学校6年生の頃は毎日、本を3冊読んでいました。学校が終わると真っ暗になるまで野球をして、その後自宅に帰ってひたすら本を読むわけですから本当に毎日忙しくて宿題をやっている暇はありませんでした。

本を読むといろんな「気づき」があり、「気づき」によって世界が広がります。例えば、誰もが「落ちる」という現象を見ているはずなのに、それが重力によるものだと気づいたのはニュートンでした。現代で言えばGoogleだって、形として目に見えるものは検索窓しかありませんが世界トップレベルの企業です。表面に見えているものだけではなくその背景にあるものに興味を持ち、掘り下げ、自分の「気づき」の正体を探ることで世界を広げていって欲しいです。そのためにも、自分の小さな「気づき」を大切にして欲しいと思います。

キッズインタビュースタート!

小6女児:フューチャーを始めるきっかけは何でしたか?

金丸:実は子どもの頃から大人になったら何かの会社を作って社長になるだろうと想像していました。若いころは別の会社で働いていたのですが、いろいろな課題を解決するため諦めず毎日一生懸命仕事をしていたらみんなに頼られてリーダーになり、そのうち、会社からやりなさいと言われた仕事よりも自分で考えた仕事を仲間と一緒にやりたいと思うようになりました。会社を作ったのは1989年です。ドイツの国を東西に分断していたベルリンの壁が壊されたのを見て世界の変化を強く感じ、自分も新たなステージへ一歩踏み出そうと決心しました。皆さんも自分で考えたことを仲間と一緒に実現できるようになると、きっとご家族は喜んでくれると思いますよ。

小3女児:どうしてフューチャーという社名にしたんですか?

金丸:社名は結構考えました。「フューチャー」という英語は、今日できなくても未来にできればいいという期待を含んだいい言葉です。みんなと一緒に社会のためになる仕事をして、楽しい会社にしたいと思っていました。フューチャーは社員が増えた今でも、みんなでがんばって働いたら社員とその家族とで1,000人規模の社員旅行をしています。一昨年はハワイへ行きました。今はコロナで難しいですが、またみんなでハワイに行けるよう、お父さん、お母さんを応援してあげてください!

小4男児:金丸さんは普段勉強していますか?会長になっても勉強するものですか?

金丸:もちろん、私自身も学び続けています。今日の自分、明日の自分、1ヵ月後の自分が同じなんて格好悪いです。ただ、学び方にもいろんな方法があって、紙と鉛筆を使う勉強もあれば読書もあります。私は人と会って話をすることで勉強することも多いです。これからの時代は世界的にも算数が価値ある勉強になるでしょう。算数は大人になってからやろうと思ってもなかなかできないので、小さいころからやるべきです。たとえば、フランスでは国や企業のトップに立つ人は算数ができる人たちばかりで、算数ができる人だけが選ばれて職業が決まっていくようなところがあります。算数でなくても大好きなことを勉強すると将来の可能性はもっともっと広がります。

小1男児: 金丸さんは何のために生まれたんですか?

金丸:生まれたということは何か役割があるんだと思います。その役割を見つけるというのが人生でしょう。でも、自分がどんな役割を果たすために生まれたのかは、なかなか分からないことです。何のために生まれてきたのかを知るためには、自分の得意なことを見つけなければならないし、自分の得意なことを見つけるためには、いろんな人と話をしたり、勉強したりするのも大事です。誰しも神様から授けられた何らかの才能があるはずです。みなさんも自分にどんな才能があるのかぜひ見つけてください。

小3女児:AIのすごいところは何ですか?

金丸:AIは、技術者が何十年も研究し続けてきたすごく興奮するテーマです。フューチャーを一緒に立ち上げた副社長の石橋さんも30数年前に起きたAIブームの時、まさに研究していました。昔からAIの考え方はありましたが、まだコンピューターの性能も低かったので今のようにすぐに応答できませんでした。たとえば「アレクサ、音楽かけて」とお願いしても音楽がかかるまでに3日かかるようなイメージです。人工知能が素晴らしいのは、まだこの技術が世の中で使われ始めたばかりで、これからもっと私たちの生活に浸透する未知の可能性があることでしょう。ですからAIの中身がどうなっているかは知っておいた方がいいです。分からないでAIを使う側にいるよりは好奇心をもって中身を知り、人工知能を使いこなせるように賢く居なければなりません。

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小1女児:夢がかなわかなかったらショックですか?

金丸:ショックですよ。でもそのショックが大事です。うまくいかなかったときのショックは次へ向かうエンジンになります。失敗は行動した証です。何もしなければ失敗もしないので成功した人は失敗の真の価値を知っています。失敗を恐れて行動すると大きな成功もしません。うまくいかなければショックを受けますが、それをバネにまたがんばろうと思う。その繰り返しで夢に近づくものです。みなさんも失敗したら3日くらいは落ち込んでもいいですけど、4日目にはチャレンジしてください!

中2男児:座右の銘はなんですか?

金丸:故郷が鹿児島なので西郷隆盛が言った「敬天愛人」や「日はまた昇る」と言ったこともありますが、過去を振り返り、自分の気持ちの中で何が一番強いかを考えると「粘り強さ」という言葉が一番しっくりきます。スポーツでも勉強でも「粘り強さ」を持って夢をあきらめないというのが大事です。

小3男児:いまの夢は何ですか?

金丸:今の夢は、フューチャーを将来にわたって成長できるようないいチームにすることです。会社に新しいリーダーが現われて、そのまた次の新しいリーダーへとバトンがうまくずっとわたり続けられるようなチームを創りたいです。

視聴社員:仕事は自分の幸せのためにあると思いますか?それとも、他人を幸せにするためにあるのだと思いますか?

金丸:自分の評価は他人がするものです。私はできないと思っていても、周りの人は私に期待していることがある。他人を幸せにするということは、自分が幸せでないとできません。でも、他人を幸せにして、自分が幸せじゃないと、その他人も幸せではありません。だから他人の幸せと自分の幸せはイコールだと思います。ただ、自分が幸せになろうという力より他人を幸せにしようとする力の方が圧倒的に強いものです。お父さんのため、お母さんのためと誰かを思って何かに打ち込む方がエネルギーは圧倒的に強いものです。

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私自身も金丸さんの仕事に対する哲学を聞くのが大好きで、わずか1時間の会もあっという間でした。視聴いただいたご家族の方々からは「失敗や挫折から学ぶことの大切さなど心に残る話を聴けてためになりました」「社歴は長いですが、聞いたことのないお話もあり楽しかったです」「家族も一緒に聞いていましたが、いいイベントだね、いい会社だねと言ってもらえて嬉しかったです」という声もいただきました!

実は、今回のアンケートで「リモートワークになってパパやママと一緒に家にいることに対して嬉しい」と回答してくれた子どもたちが94%もいました!今年は8月から9月にかけて FutureFamilyDayという家族イベントをオンラインで実施しました。その様子はまたの機会に!

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