「今の仕事を好きになる」ために。フューチャーの採用担当になるまでの道のり
はじめまして。採用チームの木本雄介と申します。
突然ですがみなさんは「好きなことを仕事にしたい」そう思ったことはありませんか?僕は学生の頃からずっと思っています。そして社会人6年目にして出した答えが「仕事を好きになる」ことです。好きなことは何か、それを仕事にできるか、を考え続けると無限ループに陥ってしまうので諦め、今の仕事を好きになる方が早いと結論付けました。
でも、どうせ好きになるなら自分が少しでも興味がある分野、心が揺さぶられることをしたい。そう考えたどり着いたのが「人事」です。ゆくゆくはHR業界に精通した人材になって、若手のキャリア支援の仕事をしたいと考えています。
この記事では、僕の新たな挑戦への思い、そしてその舞台がなぜフューチャーかを紹介していきます。
1. フューチャーに入るまでの分かれ道
まずは学生時代まで遡って、フューチャーに入社するまでの2社の経歴を紹介したいと思います。
育ちは群馬県で、高校卒業と同時に上京してきました。当時ITにボンヤリ憧れを持っていたので、情報工学を専攻し、都内の大学でキャンパスライフをスタートしました。出だしは好調だったのですが、大学2年の頃から脇道に逸れていきます 。友人に誘われて始めたダーツにどハマりしてしまい、気づけばプロライセンスを取得して大会に出るまでになっていました。
学生時代、ダーツイベントにも招待されていました
当時滅多に連絡を取っていなかった親にダーツのプロになったことを報告すると、「何をしに東京に行ったの?」ともっともなことを言われました(笑)。就活時もダーツのプロとして生きるか、一般企業に就職するか真剣に悩みましたが、群馬の親の顔がチラつき、まじめに就活することにしました。
こうして紆余曲折ありながらも就職したのがSIerです。営業職で入社しましたが、営業業務だけでなく、リクルーターや研修のサポート等、人事業務も経験しました。
その後、転職して入社したのがHR系のITサービス会社です。ここ10年で急成長した会社ということもあり、いわゆるベンチャー系のような文化に最初は戸惑いました。でも、1社目では知り得なかった世界を知ることができ、自分の視野が一気に広がりました。この会社では採用管理システムの営業としてHR業界の基礎を学び、80社以上の採用担当者と会うことで採用のリアルを知ることができました。そして、再度転職をして入社したのがフューチャーです。
2. なぜ人事に?
人事に興味を持ったきっかけは、1社目での人事業務の経験からです。シンプルに楽しいなと思いました。また、その業務に携わる中では後輩との関わり合いを一番大切にしていました。単にお節介なのかもしれませんが、自分が新人時代に苦労したことや辛かったことを、後輩には同じ思いをさせたくないという気持ちが強くありました。
しかしそんな中でとてもショックな出来事が起こりました。後輩がある日突然会社に来られなくなってしまったのです。複合的な理由はありましたが、サポートできなかった無力さを感じると同時に、自分も含め若手はキャリアに迷っている人が多いことに気づきました。それをきっかけにキャリアやHR業界について学びたいと思い転職をし、人事向けの採用管理システムの営業になりました。
HR業界に身を置いて、若手のキャリアを支援する仕組みが整っていないと痛感しました。世の中的に副業や自由な働き方などが注目を浴び、制度も整いつつある中でキャリア選択の幅は広くなっています。その分、キャリアに悩む人は増え、支援する仕組みも必要です。僕はその支援ができる人になりたいと思いました。そのために、基礎知識としてキャリアコンサルタントの勉強を開始し、その知識をもって採用担当として実践経験を積もうと決意しました。
送別会ではたくさんの後輩が集まってくれました。本当に後輩のみです
3. なぜフューチャーに?
採用担当になるには、転職をせずに社内異動をするという選択肢もありました。しかし、会社制度の都合上、異動制度を使えるのが半年後でした。その間ただ待つことはとてもできず、どんな可能性があるのか知るために転職活動を始めました。これが1月頃のことです。
転職活動の軸としては
①これまでの知見を活かせるIT業界
②人事未経験OK
③自分が成長できる文化・環境がある
この3つでした。
「可能性を知るために」そんな気持ちで始めた転職活動でしたが、活動していくうちに手ごたえを感じ、このまま転職しようと決めました。
そんなとき、問題が発生します。新型コロナウィルスです。もしかしたら各社採用ストップしてしまうのではないか?そんな焦りを感じながら活動を続けました。また、4月に第一子が生まれる予定だったため、感染リスクもかなり警戒しました。元々、子供が生まれるタイミングでの転職自体は家族から了承を得ていましたが、さすがにタイミングをずらすか悩みました。しかし、今機会を逃すわけにはいかないという思いと、家族の応援もあり、細心の注意を払いながら活動を続けました。
そんな中出会ったのがフューチャーです。フューチャーは自分が決めた転職軸と合致していて、特に成長できる環境という点で惹かれました。360度評価で、自分の成果をアピールするプレゼンもある評価制度。手をあげれば挑戦できるカルチャー。自分次第でキャリアを築ける環境だと感じました。また、このコロナ禍で、入社してすぐ出産・育児サポートが発生するということに、ややネガティブな反応を示す会社もある中で、フューチャーはそんなことは全くなく、リモートワークがすぐにできる環境、配偶者の出産時に取得できる休暇制度が整っていることも決め手になりました。
4. 入社3ヵ月でもたくさんの経験を得た
4月に入社して、2日目からリモートワークとなりました。直接会えないので、チーム外の方や社外の方と交流しづらい点は苦労していますが、その他の不安なことはありません。チャットやWEB会議の環境が整っているため、わからないこともタイムリーに聞くことができ、安心して仕事をしています。また、周りの先輩が常に気にかけてくれていて、オンライン歓迎会を開催してもらうなど、多大なサポートをもらっています。
オンライン歓迎会で心の距離が縮まりました
働いてみて感じたことは、社員のみんなが「仕事」が「私事」になっているということです。よく言う言葉ですが、自分事として仕事に取り組んでおり、やらされ仕事をしている人は一人もいません。僕もまだ入社して2ヵ月ですが、日程調整、書類選考、面接のファシリテート、エージェント対応などたくさんの仕事を任せてもらい、私事として取り組めています。
そして入社2週間後...無事に元気な男の子が生まれました!早速、特別休暇を活用させてもらい、出産時、退院時に家族のサポートをすることもできました。今はリモートワークのおかげで平日も子供との時間をとることができるので、むしろこの生活を気に入っています。4月に生まれたので、子供とフューチャーの僕は同い年になります。子供の成長に負けないよう、僕もフューチャーで成長していきます。