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探求心をモチベーションに粘り強く前へ進む、アプリ領域のスペシャリスト

こんにちは。秘書室所属の未来報ライター飯守 奏子です。2018年5月に入社し、現在はフューチャーアーキテクト社長の神宮さんの秘書を担当しております。

今回インタビューするのは2008年に新卒でフューチャーに入社した新井 涼さん。入社して約10年間、大手物流企業のプロジェクトに従事し、この春まで大手アパレル企業の案件でアーキテクトチームのアプリ領域のリーダーを牽引されてきました。いままでのプロジェクトで培われてきた、技術を追求するマインドや今後の展望についてお聞きしました。

◆探求心はモチベーションの源泉

― 学生時代は機械工学を学ばれていたそうですね。
はい。ITに対する興味はありましたが、正直なところITの知識はそれ程ありませんでした。元々「分からないこと」を探求していくのが好きで、それが自分の成長にもつながると考えており、それは機械工学でもITでも一緒だと思っています。フューチャーへ入社したのは、ITだけではなくビジネスにおける知識も必要とされることに魅力を感じたことと、探求心を持った人たちが多いと感じたからでした。

― 新井さんは入社当時から自分のなかの「分からないこと」に興味を持って勉強しているそうですね。
与えられた業務をこなすだけだと自分が成長しているのか不安になります。別の業務でもやってきたことが役立つように、どういった考え方で進めているのかなどの全体像を捉えるよう意識しています。技術的に気になるテーマは専門誌や技術書を読んで学習しています。得た知識は使わないと忘れるのでサンプルコードを後から見返し、実際の業務で使えるようにしています。知識を貯めておくことで、プロジェクトの早期立ち上げに貢献できることもあるので「探求心」はずっと仕事のモチベーションになっています。

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◆1つのプロジェクトで「やりきるマインド」を醸成

― 最初に配属されたのはどんなプロジェクトでしたか?
最初は社内でも注目されていた大手物流企業のプロジェクトでした。同じプロジェクトの中でも携わる業務領域は多岐にわたり、様々な案件に携わりました。スタートしたときは、アプリチームのいちメンバーだったのが最終的には機能要件を実現するためのITアーキテクチャを設計するアプリアーキとしてチームリーダーを任せて貰えるようになり、気づけば10年経っていました。

― 1つのプロジェクトに10年は長いですね。どのようにステップアップされていったのでしょうか?
10年間を前期、中期、後期で振り返ると、前期はアーキテクトチームとアプリチームの間に入って共通機能の設計、開発、テストに携わるかたわら、小さなサブシステムを開発からテストまで1人でやりきるという経験をさせてもらいました。共通機能の開発では、開発側と利用者側でインターフェースや仕様について確実に認識を合わせて進めていくことが必要だったためコミュニケーションの取り方やプロジェクトの進め方を学びました。それに加え、1サブシステムを1人で任せて貰えたので、画面、バッチ、帳票、インターフェースと一通りの機能の開発、テスト工程を経験できたのはその後の仕事に活きました。かなりボリュームのある案件を若手だけで乗り切らなくてはならない時期もあり、今考えると無茶な働き方もしていましたが、とにかくいろんなことが自分でできるようになりたい一心でした。

― その後はどんな業務に携わりましたか?
中期は、メンバーとして新システムの構想検討、提案書やステアリングコミッティの資料作成など提案業務にも携わるようになりました。特にお客様への提案は試行錯誤の連続でした。システム開発はリリースというゴールがあり明確ですが、提案には答えがないなと。時にはお客様の希望や上長の思いが自分にとって腹落ちするものではないこともあります。そんな時は相手がどう考えているのかよく話を聞いて、まずは相手が期待している通りに進める。その上で、その考え方の問題箇所を提示し、別の考えを伝えていくようにしました。自分の考えを押し付けるのでなく、まずは相手の考えに寄り添わないとスムーズに進まないと学びました。

後期は、アプリのデバイス通信まわりの開発など技術的に特化した難度の高い領域を担当しました。また、業務アプリケーションの新機能の開発を要件定義から行うなどゼロから仕様を決めてシステム化することも任されました。要件や仕様の整理と顧客説明、機能・非機能に及ぶ設計まで、周りを巻き込みながら最後までやりきる力はつきましたね。

◆満を持してのFA宣言!

― 新井さんは「FA宣言」してプロジェクトを異動されたそうですね。
同じプロジェクトでも案件が変われば担当領域や業務内容も変わるので勉強やチャレンジできることもあるのですが、ずっとオンプレミス(※)環境だったのでクラウド領域にもチャレンジしたいと思い、満を持して「Free Agent Pass」に応募しました!プロ野球の「FA宣言」を模して1つのプロジェクトに2年以上在籍している場合は、自らの希望で異動できるフューチャーならではの制度です。いろいろなプロジェクトのメンバーに話を聞かせてもらい、希望していたクラウド領域の仕事に要件定義からチャレンジできそうだったこともあり、大手アパレルメーカーのプロジェクトに参画しました。

※オンプレミス
情報システムを使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用すること。自社運用。

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― 新天地ではどんな役割を担っているのでしょうか?
新規プラットフォームの構築における外販要件の整理と開発を担当し、アーキテクトチームのアプリ領域のリーダーをしています。私自身、新しい技術に興味があり、そういった領域を任せてもらえる方がパフォーマンスは上がるので、メンバーも触ったことがない技術にチャレンジしてもらえるように考えています。各メンバーの担当範囲と権限、責任を明確にし、次の工程を意識しながらチームとして任された範囲は責任をもってやりきるようにしています。

◆新しい技術で、お客様にとって最適なコーディネートを

― 今、身に付けたい知識や仕事をする上で大切にしていることはありますか?
ずっとアプリケーションレイヤーを担当していたので、コンピュータシステムの仕組みに直結するミドルウェアや基盤回りといった「低レイヤー」への理解を深めたいです。クラウドサービスを利用するようになり、アプリ開発者が基盤レイヤーを扱う機会が増えているように感じます。今まではアプリと基盤で担当者が分かれていましたが、今後はひとつにまとまっていくのだと思います。

あとはやっぱりAIですね。最近はシステム構築において効率化を求めいろいろな仕組みやフレームワークが導入されて便利になっていますが、目の前の膨大な業務に追われると、なぜそれを利用するのか、仕組みとしてどうなっているのかを意識せず、ただの作業になってしまうことがあると思います。品質を上げていくためには、プロジェクトに関わる全員がそれを理解してくことが大切だと感じています。

― 今後の展望を聞かせてください。
今まで携わっていた多くのシステムは、大きく分類すれば効率化を進めるものでした。今後はその領域での差別化は難しくなるのではないかと危惧しています。我々の価値を訴求していくためには、これまでの実現力を礎に、新たに生まれてくる技術やサービスの理解を深め、目的に合わせて最適なコーディネートができるようにならなくてはと考えています。フューチャーの付加価値を考えると、やはり自分たちがどれだけ技術に詳しいかということが強みになってくると思います。様々な分野のスペシャリストの知恵を絞って、他社にはできないような提案をしていきたいですね。新しい技術がどれだけチャレンジングで素晴らしいものかをお客様にも共感してもらえるよう、技術や知識の幅をさらに広げ、新たな分野へチャレンジしたいです。そして、お客様にどういうメリットがあるのかをしっかり訴求していきたいと思っています。

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インタービューはZOOMで行いました

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謙虚に、着実に、一歩ずつ前進してきた新井さんの活躍を、これからも期待しています!

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編集:石井 祥恵
※本インタビューは2020年7月時点の内容です。

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