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ママはプロジェクトリーダー

皆さんこんにちは。フューチャーの奈良香里です。私は4歳の子供を持つ母親です。2022年1月から、小売系案件のプロジェクトリーダーを務めています。

当初は、子供ができたらリーダーなんて無理!と不安に思っていました。実際、2022年だけで、コロナのため保育園が3回休園になりました。しかし、同じプロジェクトの皆さんや上司、保育園のパパママ友など、たくさんの方に助けられ、リーダーとして仕事を続けています。

子育ては大変ですが、実は仕事への好影響もたくさんあります。こんな人がいるなら、自分も大丈夫かもしれない。そう思っていただけると嬉しいです。

フューチャーへの入社と経歴

私は2009年に新卒でフューチャーに入社しました。経済学部卒でIT未経験でしたが、「スキルを身につけることができる環境に身を置きたい」と希望し、ITコンサルタントへの就職を決めました。IT業界への就職は周囲でも珍しく、友人たちに心配されましたが、「将来性のある業界だから、まずはやってみよう」と覚悟を決めて入社しました。

予想通りITスキルを身に着けるのに四苦八苦しましたが、何とか研修を終え、銀行系のプロジェクトに配属されました。4年間で開発の一連の流れをほぼすべて経験し、今の仕事の基礎になっています。以降は流通製造、ヘルスケア(介護)、社内の新人研修リーダーといった様々な業界・業種のお仕事を経験してきました。

2018年4月に産休・育休に入り、2019年4月にフルタイムで復職。2020年からは小売系プロジェクトに従事しています。

子供ができて変わったこと

子育てを通じて、仕事においての割り切り、いい意味での諦めがつくようになりました。

子育ては、頑張っても報われないことのほうが多いと思います。授乳とおむつ替えで気づけば1日が終わっている。離乳食を1口も食べてもらえず投げられる、など挙げるとキリがありません。

しかし、ある日急に子供が座ったり、歩いたり、ひとりでご飯を食べたり、話したりするのを見ていると、今頑張ってもできないことで誰かを責める必要はなく、できるのを気長に待つことが大事だと思えるようになりました。

子供ができるまでの私は、「できない=自分の価値がないこと」だと思い込み、自分自身を苦しい状況に追い込んでしまうこともありました。でも、どんなに頑張ってもすぐにできないことはある。子育てを通じて、気持ちの切り替えがうまくなりました。

プロジェクトリーダーになって変わったこと

プロジェクトリーダーになって周囲に感謝の気持ちを持つことが増えました。裁量が増えたことで大変な面もありますが、働きやすくなったことも多いのです。

現在のプロジェクトでは、私が最も歴が浅く、業務・システムの知識も不十分です。そのため、日々チームの皆さんや先輩方、お客様にも助けていただいています。リーダーが全部わかっている状態が理想的ですが、わからないものはわからない。かつ時間制約もあるため、遠慮せず聞くことに加え、時には「今は寝かしておく」こともしています。リーダーとして余裕を持ち、全体に気配り目配りすることを優先しています。

リーダーになってからは、人に感謝の気持ちを持つことが増えました。最終責任者が自分になることで、精神的にプレッシャーを感じることもあります。その場で不意に受けた質問に対し、持ち帰ることしかできないときは歯がゆく思います。ただ、自分が1人で何とかしないといけないということはなく、周囲のメンバーにフォローしてもらっています。もちろん、メンバーに負荷がかかりすぎないような配慮は必要ですが、自分で采配できるのは、リーダーになってよかったことの1つです。

フレキシブルな働き方が実現できるフューチャー

フューチャーは個人のライフスタイルや考え方に合わせて「どんな仕事・期待値・何がしたいか」をプロジェクトとすり合わせすることができます。

例えば私が育休から復帰した直後は、フルタイムながら時間制約を設け、8:00~16:00を勤務時間としていました。アサイン時はそのことを事前に伝えた上で、限られた時間の中で成果を出す働き方をプロジェクトの方々と一緒に模索しました。子供が大きくなるにつれて少しずつ勤務時間を伸ばし、今は早朝や18:00以降も調整すれば仕事ができるスタイルに変わってきました。

私たちの仕事は成果を出すことが前提ですが、評価や仕事内容を見直すスパンは固定されていません。仮にできないことがあった場合も、都度相談することで納得のいく仕事の仕方を見つけることができるのではないでしょうか。

私がプロジェクトリーダーになった時も、「無理だったら違うプロジェクトに行けばよい」という、いい意味でのハードルの低さがありました。フューチャーは評価や働き方を自分なりにアレンジできる度量の広さがあるので、自分から発信・調整していける人には合っていると思います。

おわりに

ママでプロジェクトリーダー、大丈夫かな?と一番心配していたのは私自身でした。

ここまで半年ほど夢中でやってきて思うことは、「意外と何とかなる」ことと、「大変だが、ステージが変わることで見える景色も変わってくる」という気付きです。リーダーになって初めて発生する仕事や人とのお付き合いなど、まだまだ勉強することはたくさんありますが、成長の手ごたえを感じています。

これからも、家族や周囲に対して感謝の気持ちを忘れず、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

※併せて、前回記事も是非ご覧ください


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